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採用業務とは?

こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。

先日の投稿記事で「人事の仕事って?」を書きましたが、今回はその中でも企業成長の重要な要因となるヒトの採用を行う「採用業務」ってどういった業務内容なのかについて、記載したいと思います。

細かく切り出したらキリがなかったりするのですが、この場では一般的な採用フローに添って、大きく5つのセグメントに分けさせてもらいます。

1.採用計画の立案

採用計画の立て方は、企業によって順序も異なったりするかと思います。
また、期首に立てた予算に準じた人員計画がそのまま計画通りに進行することもなかなかないのではないでしょうか。
(少なくともわたしのこれまでの経験の中ではありませんでした...orz)
だからといって、立てなくていいじゃんってわけではなく、人員計画に応じたターゲットの可視化やペルソナの設計、自社の強みの洗い出しなどの整理は確実にしておきましょう。
後段に記載の採用業務で課題を感じた時にはほぼここに立ち返ることになり、チューニングしながら、PDCAを高速で回すことになります。

2.母集団形成

採用市況が激化している中、採用チャネルもまた様々です。
それぞれのメリット・デメリットを把握し、募集ポジションにマッチした採用チャネルを採択し、求職者へアプローチしていきます。
ざっと挙げるだけでも下記のようなチャネルがあります。

・自社サイト
・求人メディア掲載
・採用イベントの自社開催、外部参加
・エージェントからの紹介
・ダイレクトリクルーティング
・リファラル
・アルムナイ
・ハローワーク など

何がマッチしているかわからないから、とりあえず全部やってみよう!はお勧めしません。
ひとつひとつも始めるのにそれなりのイニシャルコストがかかりますし、運用が回らないチャネルは求職者へのネガティブキャンペーンになることもしばしばなので、リソースや費用面を踏まえ、トライ&エラーして再現性を構築していくことが良いと思います。

3.応募者対応・管理

応募者対応は、自社への意向度を大きく左右する大切な業務となります。
例えば、自分が良さそうだなと思ってA社に応募したとして、1週間も2週間も何の反応もなかったらどうでしょう?
逆に応募したら、即レスが返ってきたら?
心証への影響は明らかですよね。
極端な例を挙げましたが、どの企業よりも最初にアクションして最初の内定に至るということは、競合を受けきりたいという応募者の意向があったとしても、それだけ長く応募者と接点を持ち続けられるという観点から非常に意味のあるものです。

一方で、履歴書や職務経歴書といった応募者情報は個人情報になりますので、十分どころか十二分に管理を徹底する必要があります。
急ぐあまりに宛先を間違えて送ってしまったや合格の方を誤って不合格で通知してしまったなど人為的ミスを最小限にする為にも個人情報管理のガイドラインの制定や採用管理システムを導入して、業務効率化を図りましょう。

4.面談・面接

昨今は、職種に問わず、企業と候補者の相互理解を深める場として、選考前にカジュアル面談の活用が増えてきています。
候補者は選考ではないことからも気軽に参加でき、企業側も候補者の人柄を知り、自社や募集ポジションをより深く知ってもらうための機会として有効です。

面接等の選考プロセスにおいても、自社の求める人材なのか見極めるための一助として、適性検査やリファレンスチェックを導入している企業も少なくありません。
なにより面接を通じて、何を確認していくか、どんな質問をしていくか、社内で共通認識を持っておくことは非常に重要です。
そういった評価項目や評価の定義の整理についても採用担当が現場と協業しながら、担当していく業務となります。
採用担当は、フラットな目線で応募者と接し、現場と協議の上、自社で活躍していただける方か判断していかなければいけません。

5.内定(内定フォロー~内定承諾)

良い候補者と巡り会い、いよいよ内定まできました!
ところが、内定を出して、はい、終わり~ってわけにはいきません。
自社に来てほしいと思うような方は、当然他社も来てほしいと思っているわけですから、しっかりと内定承諾を得られるよう、不安点や懸念点の払拭、社内のカルチャーやチームの雰囲気をより知ってもらうために、必要に応じて、オファー面談や懇親会・社内イベントの招待などを通じて、内定者と接点を持ち、アトラクトしていくことも採用担当者の仕事になります。

内定辞退のリスクを減らすとともに、入社後のミスマッチを生まないようよりにコンタクトを密にして、精度を高めていきましょう。


最後に

今回は、採用業務について書いてみましたがいかがだったでしょうか。

採用担当は、関わるステークホルダーが多く、マルチタスクを求められ、多岐に渡る能力も必要となり、大変なお仕事だと思います。
また、採用した人がパフォーマンスを発揮できず、早期離脱したりなど正解のない仕事とも言え、一方で定量的な人員目標も追わなければいけず、HR領域の中でも厳しさのある業務です。
ヒトの採用ってそれだけ大変なことではありますが、その分成果が生まれた時には相応の喜びがあり、やりがいはひとしおです。

採用の成功は、現場も一緒に巻き込み、どれだけ採用について本気で一緒に取り組めるかが非常に肝要です。


手前味噌ですが、採用業務を全方位からサポートするアウトソーシングサービスを弊社でも展開しております。
お困りごとがあれば、是非気軽にお声掛けくださいませ。

サービス:https://wacca2022.com/service_around
お問合せ:https://wacca2022.com/contact

採用については本当に幅広く、かつ変化も激しいので、本記事を書いていくにあたり、あれもこれも書いておきたいと気持ちが増してきました。笑
今回書ききれなかったことについても、採用Tipsとして、今後記事にしていけたらなと思います。


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それでは!

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執筆 WaCCaの人
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