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「やりたいこと100リスト」が書けないあなたへ

私は常々、自分の思っていることを「言葉にする」ことをおすすめしています。言語化というのは、内側にある「ぼんやりしたこと」を形にして、外に出す作業。

言葉にならないものを意識するのは難しい。たとえそれが自分のことであっても、言葉になっていないものを「よし、こうしよう」「これやりたい」とはならないんですよね。忘れていってしまったり、モヤッとしたまま流してしまったり。

こちらの新刊のP83でも触れている↓

『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』より

手帳ユーザーにはおなじみの「やりたいこと100リスト」は、言語化の取っかかりとして取り組みやすいので、実際に書いてみるのをおすすめしています。

しかし!!

毎年「やりたいこと100リストが書けません」というお声も聞きます。そこで、年始にこんなつぶやきをしてみました。


「これを深掘りしてほしい!」というご要望があったので、今日は「やりたいこと100リストが書けない人」を分解してみます。

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「やりたいこと100リスト」と言語化

「やりたいこと100リスト」は、「書くといつの間にかやりたいことがかなっている!  魔法!」という効用が注目されがちですが、他にも良いことがあります。

それは、自分の興味・関心、好奇心の自己理解につながるという点です(アンテナの感度が下がっていると、時々間違えて、他人や世間の「やりたいこと」を引っかけることもある)。

自分の「アンテナ」に引っかかったものを書く作業なので、自分が「どんなことに幸せを感じるか」というパターンが見えやすくなるのです。

たとえば、外出して人と交流するようなこと(旅行、イベント、お出かけ、友人〇〇と会うなど)をたくさん書いている人は、「他者と一緒に何かをすることが、自分の幸福度に関係するんだな」と気づきます。

願いをかなえるだけでなく、「自分の思考を言葉にする」という過程で得られるものが多いんですよね。

しかし、いざ書こうと思うと「そもそも書けない」「書けるけど100個も書けない」「書きたいことが尽きた(現状に満足)」という3つの壁にはばまれることがあります。

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