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ノーパン,ノーライフ. 【4毒抜きへの道】

パンのない人生なんて・・・

まさか僕が、
「二度とパンを口にすることのない人生」を送るとは思いもよらなかった。
パンは僕の人生の中で、かなり大きなウエイトを占めていた。地元のパン屋さんは制覇していたし、東京の有名店にも足を運んだし、美味しいパンを求めてネット購入もしていたのだ。
ノーパン,ノーライフ.
たとえパンツは穿かなくても、パンは食べ続けるつもりだった。
ところがパンだけじゃない。パスタにうどん、ラーメン、餃子、お好み焼きにたこ焼きも口にできない。つまり、小麦粉を原材料としている食べ物は全滅だ。二度と食べることはない。

4毒とは何だ?

なぜ、そんなことになったのか。
3ヶ月前に4毒を知ってしまったからである。4毒とは「小麦粉」「食物性の油」「乳製品」「甘いもの」である。4毒を提唱しているのは、よしりんこと吉野敏明氏。銀座エルディアクリニックの院長だ。

よしりんによれば4毒をやめると、病気を未然に防げるとのこと。いわゆる未病である。今までの医者は、罹患すると対処療法で治療していた。しかし、よしりんは病気の原因の多くは4毒にあるのだから、4毒を摂らなければ罹患しない、と教えてくれたのである。

出会いはYouTube。よしりんが森永卓郎氏と対談する番組を観たことに始まる。以来、ハマりにハマり、数多くの動画を視聴した。病気ごとに動画が用意されているので、気になる方は観てみるとよい。医療の素人でも勉強になる。

よしりんは博識だ。医療は当然のこととして、政治や経済、歴史や科学、プロレスからお笑いまで幅広い。ユーモアにあふれ、笑顔が優しい。しかも、正直で嘘がない。よしりんは何かを勧めたり、何かを買わせたりしない。それとは反対に4毒をやめろ、と言うだけだ。

4毒断ちの効果

よしりんの教えを守り、4毒抜きを始めて3ヶ月。少しずつ体に変化が表れ始めた。顔の所々に見られたシミが薄くなったり、消えてしまったり。1日に1度は悩まされていた頭痛はなくなってしまった。時折、瞼がピクピクしていたのもなくなったし、そもそも疲れなくなった。持病の腰痛も気づけばなくなっている。朝起きる時もスムーズだ。12月は花粉症に悩むはずだが、今年はそれもなくなる予定である。(4毒抜きはアレルギー症状がなくなると、多くの方が報告している。)

そうは言っても4毒抜きは難しい。なぜなら、小麦粉を原材料とする食べ物については前述の通りだが、
植物性の油はパーム油、大豆油、菜種油、こめ油、ごま油、ひまわり油、とうもろこし油、オリーブ油、べに花油、 えごま油と種類も多く、あらゆる食品で使われている。具体的にはフライドポテト、フライドチキン、コロッケ、トンカツ、天ぷらなどが食べられなくなる。
乳製品はチーズ、バター、ヨーグルト、生クリーム、練乳、アイスクリーム、乳酸菌飲料などである。
甘いものはチョコレート、アイスクリーム、ケーキ、クレープ、パフェ、プリン、ドーナツ、クッキーと枚挙に暇がない。

電池切れで死ぬために

4毒抜きを決心した僕は、今後一切、上にあげたものを食べることはないだろう。理由は簡単。病気にかかりたくないからだ。
人間は生き物だから死ぬことは仕方がない。ただ、病気を発症して苦しみながら死ぬのか、スマホの電池が切れたように死ぬのかを選択できるのなら、僕は電池切れを選びたい。

まさか僕が、
「二度とパンを口にすることのない人生」を送るとは思いもよらなかった。
でも、後悔はない。
今日もパンツは穿いてるし。

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