新宿は、晴れ。雑多について【5枚写真日記】
私にしては珍しく、コントラストの高い画像を表紙に掲げた。
特別理由があるわけではないが、今回はごちゃついた、雑多なイメージの写真と
それらのキーワードにまつわることについて話したいと思う。
では。
5枚のストーリーを。
人の雑多
“雑多”はどちらかというと嫌いだ。
どちらかというと、と言う言い方をしたのは、私は“好き”や“嫌い”をはっきりと使うのは“好きでない”からだ。
だがこの柄パンツを履いている人の雑多さは好きだ。
レトロチックな派手なパンツに渋い縦ストライプのトップスを合わせているのに、間のグリーンのスカーフがいい塩梅をとっている。
好きだ。
色の雑多
チャリの雑多
私は自転車が苦手だ。
ひとつは絶妙なスピード感があるせいで、緊張感を持って乗らなければならないということ。
ひとつはこのように行った先で止める場所が保証されていないということ。(もちろん定期契約は除く)
このような街中に停められる人たちは一体何時にここに来ているのだろうと思う。
私の地元横浜では、朝にはもういっぱいである。
停められなかったら、用事に行けないじゃないか。そう思うと、歩くことを選んでしまう私である。
少し淡い色の雑多
そもそも雑多とはなんだろう。
私は雑多は好きではないと言ったが、個性的なものの集まりは好きだ。
つまりそれは“雑多”と呼ぶのではないだろうか。
あれ?おかしいぞ。
“乱雑さ”と“個性の集合”は違うと認識している。
例えば、自分の部屋にひとつ、肘掛けのついたカラシ色の1人がけの椅子を置くとしよう。
僕はサイドテーブルに、ターコイズブルーの花瓶を飾るだろう。
そういうことだ。
おばけちゃん
20241112