『五感』を研ぎ澄ませよ、大脳を少しでも起こすために
RayArc(レイアーク)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!
今回も、ボードゲーム🃏制作プロジェクトから、あえていろいろ言葉足らずの発信をします。
思わぬところから、トランプがあらわれた!
先日のこと。思わぬところからプラスチックトランプが出てきました。以前、対面ワークショップのアイスブレイク(チェックイン)やメインワークになにか使えるかもと、ふらっと購入しておいたものでした。
ボードゲーム🃏制作プロジェクトに取り組んでいるためか、以前は考えなかった考えが浮かんできます。新しいことをやってみるって、これだからおもしろいですよね。
いや、まて、それにしても。
そんな思わぬところからでてくるか? トランプ。。
よく考えたら、今つくろうとしているボードゲームも…。紙に手書きでこつこつ試作カードつくったりもしてましたが、カード間の対応を見たてで決めておけば、トランプそのままである程度検証できるよなぁ…。
さっそくやってみます。いまのところ検討している山札は12枚で1セット。さて12枚の切り心地やいかに。
…うーむ。なんだろう。びみょう? 私がカードの取り扱いに慣れてないからかな? 54枚まとめてシャカシャカする、あのなんともいえない無条件の心地よさみたいなものが、12枚だと気持ち薄れるよう…な…、ん???
なんともいえない無条件の心地よさ?
久しぶりに切りまぜて、こう考えた
あれ。なんでしょう…これ。いますごく大事なことひらめいた気がする!
次の瞬間、私はとりあえず無心でトランプをシャカシャカ切っておりました。傍から見ればかなり変な人です。
そういえば、子どもの頃。
トランプで実際にゲームを遊ぶのも確かに楽しいけど、もっとシンプルに。「カードを切るのって楽しいな」って思ってた気がするんです。
いや、極論を言うと。
むしろカード切ってるだけの方が、不思議な没入感があったような?
これは、あれですよ。アレと同じ。あのプチプチする緩衝材を、ヒトはなぜ潰したいのかみたいな哲学的な、あるいは脳科学的な話ですよ。たぶん。
論理だけでは、ワクワクはつくれない
ボドゲづくりで試行錯誤の日々でした。
いや、過去形ではありません、現在進行形です。
だけど、これまでちょっと論理のみが先行していた気もするんです。技術的に、要件的に覚えるべきこと自体も多かったので、まず四の五の言わずにものにしなくては応用に進めないという思いもありました。
だけど。その試行錯誤には、『五感』が足りていなかった。そう気づきました。カードを切る楽しさ。めくる楽しさ。めくったときにカードがナニカしらの期待に応えてくれる爽快感。そしてなにより、ダレカと遊ぶ楽しさ。
ゲームだから、論理は本当に大切です。だけど、それだけでも足りない。論理だけでは、ワクワクはつくれない。人間はたぶん、そんな風にはできていない。
ワークショップを設計する際の考え方のひとつに、『身体性』という大事なフレーズがありますけども。ボドゲでも、『身体性』大切ですね。
これからは、見つかったトランプをいつも隣に置いて、切ったり配ったり、めくったりなんとなく手元でこねたり。すぐには言葉=論理にならない情報も、意識的に吸収しながら考えてゆきたいものです。
(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)
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