流行りのNotion AIは嫌いですか?
RayArc(レイアーク)、ならびにRayArc Astrolabe(アストロラーベ)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!
今回は、ゼッタイこんな流行りの時期には書かないだろうと、何も根拠なくうっすら思っていたAIネタです。
脳とAIって、なにが違うんだろうな
正直、右も左もAIで…。食べる前からおなかいっぱいです。子どもの頃はとくに車に酔う性質でしたが、まさに酔いそうです。空気が薄い!(比喩)
不思議な気持ちで見てたけど
(親譲りとかではなくただ単に)天邪鬼で、子どもの頃から(損ばかりしているかどうかは知らないが)人と同じことをしたがらない私は、
くらいの感覚でおりました。
そんな私にとっても…
さすがにこの実際的、地に足の着いた深津氏の解説は、率直におもしろかった! ……のですが、今になって掘り下げてみますに、
と、だいぶこじらせた感想を持っていた私。
いいないいな、AIっていいな
でも、フックには引っかかっていたのでしょう。
なぜか唐突に好奇心がムクムク動いて。さらになぜか、ChatGPTではなくNotionAIさんと対話を始めていました。
いや、こういうときに(傍から見て)不条理な発想が出てくるからこそ人間だと思うんですけどね。もっと言うと、私の脳内ではナニカがつながってるんですよ、自分でも顕在化、言語化しきれていないかもですが…。
あれ…人間とAIって、なにが違うのですかねぇ…(バグりました)。。。
Notion AI無料枠を秒で沈めた😆
Notion AIの話題に戻りましょう。もともと、われらがものづくりプロジェクトW2ナニカソンでは、立ち上げ当初からNotionを使おう…としていたのです。が…。
使いこなせないNotionは猫の小判
春回が終わるころのふりかえりで、こんなことを書いていました。そう、これでは有用なリンク集の域を出ない「別にNotionじゃなくてもいいよね」レベルの使い方です。猫に小判です。
ただ、ツールを使うことがプロジェクトの目的ではないので、この点はあえて目をつぶって、とくにテコ入れなどはしていませんでした。
Notion AI試せるじゃないか!
気づいてしまいました。「あ、Notionで即、AI試せるじゃん!」と。そうか、もしかしたら、まさにこの日のために私たちはNotionを使うフリ準備していたのかニャー!😺 ……違うけど!
気づいてから、Slackでこのやり取りが流れるまでがとにかく早かった。
という報告じゃなくて、
の報告からのスタート…。。。そして、あとから気づきまたけど。私、メンバーになっているDKDKパンプさんやにゃんこさんの頭数分も加味して提供されてた枠を、瞬殺しちゃったっぽいです。
まあそんなわけで。瞬殺するほど夢中…と。
『対話のようなもの』を楽しませていただきました。
AIはおもしろいけど『優等生』、ただ…
AIが返してくれた一連の答えは、たしかにおもしろかったです。
実際、チーム内に展開したところ、
文章をヌルヌル吐き出すスピードをリアルタイムで見ていなくても、出力された文章だけでこんな感想が飛び出したわけですから。
ただ、AIの回答にフォーカスすると、このテーマで私にとって一番大切なことからそれてしまうので、ここには載せません。AIの回答以上に私が「オヤ?」と思ったのは、私が「つい」のめり込んだことです。
いわばただの『優等生』なのに?
AIの回答はたしかに試した範囲ではそれなりに優秀ですが、その性質上(というべきか、どうなのか)はっとするほど突飛だったり、斜め上から降ってきたような新規性のある回答はしません。
最初こそ「へぇ…」と感じるものの、それは「この答えをどう構築、出力してるのかな…」のような技術的関心からくるもの。回答自体は基本的に平凡。「そりゃそうだろうな」すぎて、だんだん退屈になってきます。
設問の仕方を工夫すれば、多少の遊び心を意図的に混ぜ込むことはできます。が、それすらもなんというか『優等生』です。ただ、こちらの遊び心の期待にできる範囲で真面目に応えているだけ。
また、AIが有用であるとか、具体的にこの分野に役立つとか、人間のこんな仕事が奪われるかもしれないだとか、そういうことも(それはそれで大事なことですが)私の関心事ではありません。
そんな少し冷めた私ですら、不思議なことにこのAIとのやりとりに没頭しました。それはなぜなのか…? そう、私が関心あるのは、AIと対峙した人間に起きるココロ(=脳)の動きの方です。
総合的にナニカがくすぐられている
今のところの気づき(あるいは、私のバカみたいな感想)を、とりつくろわずに書きます。
AIさん、めっちゃ早口だなぁ…でもこんな人いるいる
AIさん、話がたまに一周しちゃうなぁ…でもそんな人もいるいる
AIさん、ポジティブが時々痛いなぁ…でもそんな人も(略)
AIさん、ドヤりながら完全にずれてるなぁ…でもそんな人は、私かも(略)
AIが意図せずにやったことが、まさに一周して『滑稽味』を感じる瞬間があります。それはもはや哀愁が、おかしみ、笑いに転化する感覚に近い。
すると、不思議なもので、
とか、
と嘲笑するよりは(…同じ笑いでも、こういう心理はイマイチよくわからないが、もしかしてAIに脅威を感じている裏返しとかなのか…な…?)、むしろ、
と、謎の無責任ノスタルジックな気持ちになるのです。まれに、
と、謎の人類、みな親近感だぜの領域に到達したり。
そうか、AI相手でも、ナニカがかみ合わなかったりずれたり、予定調和がぶっ壊れた時に、生き物らしさみたいなものを感じるものなのかもしれない。
最後は、そんな言葉さえココロの淵から叫びだしたり。
まとめ
自分が、使う人一人ひとりが、そもそも人間を、生き物をどう見つめているのか。AIとは、それを教えてくれる鏡なのかもしれません。
「人と同じこと」が基本好きではないはずなのに、たまにバグって流行にのってしまうのも、また人間の証。「それも一興!」は、こんな時にこそふさわしい言葉か。よきかな、よきかな。
(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)