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日本国が「目指したもの」11~『地方創生』と日本復活の一手~(完結編)ー日本人のための『和の国・日本国』講座93ー
こんばんは。高杉です。
日本人に「和の心」を取り戻すというスローガンのもと
『和だちプロジェクト』の代表として活動しています。
今回は、『地方創生と日本復活の一手』について
考えていきました。
今回は、いよいよ完結編!
最後までお付き合いいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
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近代物質文明導入以前の日本では、
人々が各地方で自然との和の中での生活を営んでいました。
そこでの共同体の中で人々との和を保ち、
自分の処を得て生きがいと希望をもつことができたのです。
次世代の技術を活用して行き過ぎた都市化を見直し、
人々が日本列島各地に、分散移住して、持続可能性を確保しつつ、
それぞれの地域共同体の中で生きがいと希望をもつことができる暮らしを
実現することが大切だと思います。
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太田あやさんの『ネコの目で見守る子育て―学力・体力テスト日本一!福井の教育のヒミツ』には、これまで紹介してきたもののほかにも
次のようなことが書かれています。
地元産業の越前漆器を食器として使い、
地域で育てられた野菜が献立にたくさん並ぶ。
学校給食にも子どもの心を育むヒミツがありました。
とお盆にのせられた学校給食の写真が掲載されていました。
お椀やお盆は黒く艶々と輝く越前漆器です。
地元の漆器の組合から、
使ってもらいたいと提案があったのがきっかけでした。
職人さんたちは、
学校給食に使えるように熱風消毒可能な湿気を開発し、
値段も導入可能な価格に抑えました。
子供たちも職人さんの気持ちのこもった漆器を大切に扱っています。
「和食にあって、いつもよりご飯がおいしく感じる。」
「越前漆器で食べると味が違うような気がする。」
と大好評とのことです。
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このほかにも、
地元の農家の方々が「サルビア会」という会をつくって、
地場の獲れたての野菜を給食用に供給いるそうです。
給食を担当している栄養教諭の先生は、
個の野菜は、
子供たちが登下校で通る畑で作られているのです。
自分が住む地域で、
どんなものが作られているのかを給食を通して知ることができます。
また、
野菜の旬はいつなのかがわかり、
旬のものはおいしいということも実感できますよね。
と語っています。
給食の途中には、
「今日のエンドウ豆はサルビア会の上田さんが作ってくれました」
というような放送が入ります。
子どもたちは下校の途中で、
「今日いただいたエンドウ豆はこの畑で作られたのか!」と
観察することができます。
このようにして、
子供たちは、
自然の中で生かされているということを体験的に感じ取ることができる
のです。
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子どもたちは、
家族や地域の人々に大切にされていると感じ、
自然の中で生かされているという感謝の念を抱く。
周囲の人々は、子供たちのために尽くしていると生きがいを味わう。
かつての日本文明の暮らしでは、
家族や地域の共同体の中で助け合って生きていくことが
幸せであり希望でした。
近代物質文明が達成した豊かさを生かしながらも、
過密都市の弊害を克服し、地域共同体の和と自然の和に包まれ、
幸せと希望を回復していくこと
それが、新日本文明の目指すところなのだと感じています。
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自分や自分の家族の幸せだけを願っていた僕が、この日本国に生まれ、日本人として生きることができ、本当に幸せだな。誇りに思うことができるようになりました。
だから、あなたにも知ってほしいのです。
私たちが生まれた日本国が本当に目指していたものを。日本国が本当に素敵な国だということを。
そして、今日まで、私たちが豊かな暮らしを営むことができるこのすてきな国が続いているのは、日本国を、私たちを命がけで守ってくださった先人たちのおかげであるということを。
先人たちが大切にしてきた精神性。
僕たちの心の中に眠っている精神性。
『和の精神』を呼び覚まし、再び日本を皆がよろこびあふれる豊かな国にしたい。
自分を、自分の国を堂々と語り、誇りに思ってほしい。
子どもたちが希望を感じ、いきいきと輝くことができる国にしたい。
それが今、我が国に生きる僕たち大人の役割だと思うのです。
一緒に、日本を学びませんか?
最後まで、お読みいただきありがとうございました。