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社会人3年目で生まれてくる差の正体
2019年はアウトプットを頑張ろうと思って、1月から自分のペースでですが記事をアップし始めました。
普段自分が経験したことや考えていたことを外に出すということで、"自分がここにいる・こう思っている"と直接会っていない人に伝えるつもりで書いていました。
アウトプットするということは素晴らしくて、"記事見たよ〜"というリアクションだけでも嬉しいですし、"久々にお茶でも行こうよ"と言ってくれて久々に会った友人から仕事の依頼に繋がったりするなんてこともあり、威力絶大です。
力の差が目に見えて現れる-社会人3年目-という時期
そんな風に外にアンテナを向けて動いてみると、前述した仕事の依頼をくれる同世代(25~26歳 = 社会人で3年目あたり)の友人達は、自分で会社を立ち上げて第一線でビジネスやってたりします。当然先頭張って戦っているため、経験値も高くなり当事者意識も圧倒的なのでめちゃめちゃ優秀だな、、と痛感します。
同時に、社内でも同世代でどんどん力をつけて成長していくのに比例して重要な案件を任されていき、その経験でさらに成長し、という正のスパイラルに入っていく人と、逆の道を歩むか別の道へキャリアチェンジを図る人というのが別れてきているように感じます。
(※別の道へキャリアチェンジはネガティブな意味ではなく、変数が多い世界ではめちゃめちゃ良い意思決定だと思ってます)
それが初めて目に見えてくるのがまさに僕の世代(2016年卒)が-社会人3年目-となる時期のような気がします。
"質の高さ" × "新しさ"
漠然と感じる、イケてるイケてないは何なのだろう、、?
と考えていましたが、石川善樹さんの書いていた2軸分類がすごくしっくりきました。
Apple で有名な "Think Different" とは何か?の解説で、Think Differentな価値創造を生むのは、本来はトレードオフ構造となりがちな"質の高さ"と"新しさ"が共存したものだ。という趣旨のものです。
これはおそらく人が社会に対して出す価値についても変換することが可能な気がしています。
つまり出すアウトプットの質も高く、かつその内容もまた新しさやオリジナルなものであるというものです。
もう少し、具体を書き込んだ上で2軸に当てはめてみると以下のようなイメージです。(右下の象限の具体がイマイチはまってないのでピンとくるものがあればコメントください)
当然右上に登っていけばいくほど、その社会的インパクトも大きいので肩書きなどのラベルでなく、扱うビジネス規模やサービスの大きさで変換すると
これくらいの印象です(25~26歳世代で発揮する値としてみてください)
とイメージの整理ができたのは良いのですが、そうすると筆者も含めて今現在左下の象限にいる若者はどうやって右上へ登って行ったらいいんだということになります。
自分の武器の希少性で図る
いきなり左下から右上へ登っていければ早いのですが、それは結構ごく一部の才能溢れる人じゃないと厳しかったりするので、基本的には下図でいう左回りの①のルートか、右回りの②のルートで回っていく必要があります。
自分がどっち回りで登って行ったらいいのか。
それは自分自身のビジネス世界における武器(スキルや専門性、得意なことなど)の希少性に依存するような気がします。
希少でないのならば、汎用的なスキルだとしてもその練度を高め、着実に成果につなげていく。その階段を1つ1つ登っていくことで信頼を重ねていき次の仕事につなげて知見を深くしたり、別のスキルも着実に身につけ幅を広くしていくことで実力と実績を高めていくという①のパターン。
もしくは武器が希少であるのであれば、その武器をうまく使うことでアウトプットが周りと比較して新しく・オリジナルなものになるので、若手のうちは質が伴わなくとも、上からは目立つ存在になります。
すると、ポテンシャルを買われて仕事にアサインされる確率が高まり、その戦場で経験値を貯めていくことで自然と実力がついていく。という②のパターン。
1つ隣の象限であればまだ表に現れるほどの際ではないので、気づかなかったものの、3年目あたりで早い人が右上にたどり着き始めるために、差に気づき始めてしまう。
こうなってくると、今の段階で"そもそも俺の武器ってなんだっけ?"と考えるのだと少し遅くなり始めてるなんてことになってくる気がします。(その前にその差に気づけないということも環境によってはかなりあるのがコミュニティが固定化される怖いところだったりしますが。)
といっても、何か早くゴールしなければいけないというわけでもなく、それぞれが自分の人生の目的を達成すればよいというのが人生の良いところだったりするので、左下にいて終わりということは全くないとも思ってます。
が、どうせやるなら少しでも登っていきたいよなということでの整理でした。