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自分に”限界を持たない方法”を知る|【LIMITLESS】
どーも!
わーさんです!
日曜日ですので、#2021年に読んだ本の紹介 をしていきます。
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『LIMITLESS 超加速学習: 人生を変える「学び方」の授業』
ジム・クウィック
著者
ジム・クウィック(Jim Kwik)
・ブレインコーチ
・記憶力の改善、脳の最適化、加速学習の分野で知られる世界的エキスパート。脳コーチング歴は20年以上。
・起業家、ハリウッドの大物、プロスポーツ選手のコーチをする他、グーグル、ヴァージン・グループ、ナイキ、ザッポス・ドットコム、スペースX、ゼネラル・エレクトリック、20世紀フォックス、国際連合、カリフォルニア工科大学、ハーバード大学、シンギュラリティ・ユニバーシティなどの法人顧客にも指導。基調講演の聴衆は年間のべ20万人超、オンライン動画の再生は数億回。『フォーブス』『ハフポスト』『ファスト・カンパニー』『インク』、CNBCなど各種メディアにもたびたび登場。主宰するポッドキャスト「クウィック・ブレイン」はiTunesの教育・自己啓発ジャンルで常時トップ入りし、オンラインコース「クウィック・ラーニング」は195か国の学習者に利用されている。
引用元:Amazon
本書の概要
・学習における限界を作らない方法を知る
・限界を設けないことによって、自分の可能性を広げる
今回は私が読んでよかったと思う点を3つ紹介します。
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■「自分には限界がある」という思い込みを打ち破る
本書では、著者が幼少期の頃、ある食事でウエイトレスが25人分以上のメニューを取るところを見ていた。しかも、そのウエイトレスはメモなどをしていなかった。それに対して「できるわけがない」と思っていた著者だったが、その思い込みを跳ね除けるくらいにそのウエイトレスは全て対応していた。
それは、著者自身がウエイトレスの限界を勝手に決めつけていたことに気がついた瞬間でもあった。
私たちは勝手に自分自身の限界を決めてしまう。しかし、そのことを考えなければ、さらに向こうの世界まで行くことが可能になってくる。
限界は自分自身では決めてはいけないものだと感じました。
その根底にあるのは「固定観念」であり、この考えを改めて行かないとリミットレスな自分を手に入れることはできないです。
本書では、固定観念を突破するカギを3つ紹介しています。
1:固定観念の存在に気づく
何かに対して、ダメだと思ってしまう状況が存在した時に「自分には才能がない」などとネガティブな気持ちになり、塞ぎ込んでしまうことがある。
その気持ちにまずは気づくことが大切だと述べています。
そのことは「自分の意見」に過ぎないという風に受け取って、その声に対して反論する気持ちを持って挑戦すれば、ダメだと思う気持ちもなくなるはずです。
2:根拠を確かめる
あなたの固定観念によって、そのことが制限されている可能性がある。本当は才能がないことではないのに、そのようにしてしまっている根拠があるかもしれない。
それを確かめる必要がある。
3:新しい信念を作る
あなたを制限する固定観念の正体がわかれば、次のステップに踏み出すことができる。
例えば、「いつも肝心な場面では力を出すことができない」という固定観念があったとするとき、まずはそれに気づき、事実かどうか確かめる。
実際には毎回ではないし、失敗したのはほんの数回であり、むしろうまくいっていることもある。そこから考えると「プレッシャーがかかる場面でもパフォーマンスを発揮することができる自分を誇ってもいい」という気持ちを意識することもできる。
このような意識づけが大切になってきます。
■心に火をつける「目的」を見つける
自分の人生を通じて、何か苦労した経験や、考えたことがあることを具現化することを「目的」として設定することで、その方向に向けて歩みを進めることができる。
その時に、目的と同時に大切になってくるのが「情熱」である。著者は、幼少期に学習スピードが遅いことで苦労をした。自分の経験したことを多くの人にやって欲しくないという思いから、脳を効率よく使うメソッドを多くの人に伝えている。
それが著者の目的になっている。
著者の情熱は「学習」で、目的は「学習の仕方を他の人に教えること」
これが根底から根付いているため、自分の心に火をつけて努力することができる。これは誰でもできること。限界なんてないのですから。
そのため、あなたなりの情熱と目的をはっきりさせることが大切になってくるのです。
■集中力を高める技法
私たちは「集中しなさい」と言われてきたと思うが、その方法を学んだ記憶はないと思う。それは親や先生たちもその方法を学んだことがないからである。
集中力を高めるには、筋トレと同じように、日々のトレーニングが大切になってくる。意識して行わないと、筋肉が低下していくように、集中力も低下していき、自分に身につかない。
そのため、日々のトレーニングを意識する必要がある。その方法として「ひとつのことだけに意識を向ける」ことが大切になってくる。
よく、マルチタスクで物事をこなすことができれば、早く作業を終わらせることができると考えるが、マルチタスクは集中力が分散してしまい、効率が悪い。
そのため、ひとつのことだけに意識を向けて集中する。その内容はなんでもいい。食事をしているときはそれだけに集中して、スマホをいじらないことでもいい。
そのようにして、集中力を高めていくことによって、自分に身についてくるだろう。
まとめ
今回は『LIMITLESS』を紹介しました。
私たちは自分自身に限界を決めてしまうことがあると思います。あまりにもすごい人を目の前にすると、自分は無理だと勝手に決めつけて、可能性の扉を閉じてしまうこともあります。
自分で可能性の扉を閉めてしまったら、とてももったいないです。
そうしないためにも、自分の固定観念を取り除いて、限界など作らないで挑戦していって欲しいです。
本書は、その可能性を追求したいと思っている人に特におすすめの一冊だと読んで感じました。
ぜひ、手にとって、自分の可能性をより高めてください。
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