【417】物事には良い点と悪い点とある
なぜなぜ思考、論理的思考、目標設定、「第二領域」など、一般的に「良い」と言われることがあります。なんだか絶対的に良いもののように言われている気がしますが、本当にそうなのかしら
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目標が大切。たしかに目標なく頑張っていると言われても、何に対して頑張っているのか分からない。何かを達成したいなら目標が大切。
でも、目標が大切と言われすぎて、
目標「さえ」あればいいと思っていないか。
目標がないからやる気がでないという言い訳になっていないか。
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なぜなぜ思考が大切。たしかに何かの問題が起きたとき、その場限りの対応ばかりでは疲れちゃう。問題のなぜを考えて根本的な原因に対処するのは大切。
でも、なぜなぜ思考が大切と言われすぎて、
なぜ私はこんななのか?
なぜお前はこんなこともできないのか?
自分や人を責めていないか。
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論理的思考が大切と言われて、どう考えるかばかりに気をとられて、何を考えるか見失ってないか。
「第二領域」が大切と言われて、「第二領域っぽいもの」に振り回させていないか。
行動することが大切と言われて、ただ忙しくしているだけになっていないか。
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ボクは、ゼロか百かで考えてしまうことが、まだまだ少なくありません。これが良いと言われたら、「絶対」良いと思ってしまいます。
でも、物事には良い面と悪い面があります。しかも、ゼロか百かの二律背反じゃなく、多くがその中間にあります。
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良いと勧められたことをまず試してみることも大切。
でも、なんか、あれ?と疑問に思ったときには立ち止まって考えることも大切そうです。
そして、そのとき書くと良い。
書くと自分でも気づいていなかった、無意識な不満に気づけることがあります。人との対話で考えが深まることがあるのと同じように、書くと考えがまとまります。
とはいえ、僕はまだ書くことの悪い面を見つけられていないけれど、おそらく、書くことも「絶対」良いわけではなさそうです。注意が必要なこともありそう。それもまた書きつづけて見つけていこうと思います。
■■今日の教訓(ポイント)■■
物事には良い面と悪い面と両方ある。
しかも良い悪いの二律背反ではない。
書いて、物事の矛盾を見つけていこう。
■■以上■■
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