【No.1069】クリクラがやってきた

ウォーターサーバーのクリクラが家に来ました。何かのアンケートの抱き合わせで「興味はありますか?」という質問があり、いいえと答えたはずなのに営業電話があり、不要だと伝えているのに無料レンタルをスタートすることになりました。アンケートも営業電話も受けたのは妻ですが、妻は優しいのです。

経緯を聞いた僕は、その無理矢理感に、ネガティブな印象を持っていたのですが、

あるといいですね、ウォーターサーバー。

これまでも導入を考えたことがなかった訳ではないんですが、置く場所や費用計算を踏まえると、なしという判断になっていました

でも実際に使ってみると、けっこう便利でして、

何より、娘が自分から水を飲んでくるんですよね。

いつもは飲んでと言っても、嫌がったり少ししか飲まなかったりなのですが、ウォーターサーバーが来てから、こちらが何も言わなくても自分から飲んでくれます。

最初は物珍しさからだろうと思ったんですが、1週間くらい続いています。「自分でできる」というところがいいのかな?

しかも、ウォーターサーバーなら、お湯がいつでも出る状態なので、白湯を飲むのにも便利です。

水と白湯を飲む習慣のある我が家としては、いい感じです。

ウォーターサーバーを導入することは、上記の通り1度却下していましたが、

クリクラがきてから、僕と妻の会話が、「導入するかどうか」から「どうやって導入するか」に変わっているんですね。

・この大きさのウォーターサーバーをどこに置くか
・生活動線的にどこに置いておくと便利か
・クリクラではなく、ブリタにしたらどうか

などです。

話は変わりますが、手持ち花火を購入した時に、「魔法のメガネ」がついてきました。この魔法のメガネを通して火花を見ると、火花がアンパンマンの形になって浮かび上がるのです。


ただ、すべての光がそう見えるわけではなく、例えば蛍光灯の光はアンパンマンの形には見えません。

しかし、不思議なことに、蛍光灯が、冷蔵庫などに反射した光はアンパンマンの形に見えるんです。僕は科学に詳しくありませんが、蛍光灯の直接の光と反射光は、光の種類が異なるのかもしれません。


今回、クリクラが来て、ウォーターサーバーの実物という"魔法のメガネ"を通した時、質問の種類が変わることに気づきました。以前は「導入するかしないか」だったのですが、実物を見た後は「どう導入するか」ということに焦点が移りました。

何か目標を達成しようと考えた時、自己啓発本などでは「できない理由ではなく、できる理由を考えろ」とよく言われます。具体的には「どうすればできるか」という質問を頭のなかで回せとアドバイスされます。

しかし、僕は、この質問にまだ慣れていないのか、モノによっては強く意識しても難しいと感じることがあります。クリクラの経験から、もし実物が目の前にあれば、解決策を考えやすくなるのではないかという仮説が立ちます。

何か新しいアイディアを考えた時、そのアイディアを具体的なプロトタイプや企画書として形にすることで、考えが具体的になり、問題点や改善点を見つけやすくなると思います。

ただ、「企画書」という言葉に抵抗を感じて行動が鈍くなるのであれば、とりあえずまずはアイディアを書き出してみるだけでもいいでしょう。実物や具体的なものが目の前にあることで、それが"魔法のメガネ"となって、質問の内容が変わってくるというのが僕の仮説です。

なにか新しいことを人に提案する際も、頭の中で考えていることを口でいうだけでは伝わりづらいことがあります。新しいことだから当然です。

それを具体的な形にすることで、より明確に伝えられると思います。プロトタイプや企画書など、"魔法のメガネ"を通して伝えることで、相手も「提案を進めるか否か」から、「どうすれば進められるか」という質問に切り替わり、前向きなフィードバックをしてくれるのではないかと考えています。

ただ、資料などに起こすのは面倒です。そこは、個人的にはChatGPTを導入してから、アプローチが変わりました。

以前は、企画書や提案書の作成などが面倒に感じられたのですが、ChatGPTの導入によって、ハードルが下がりました。

ということで、何か新しいことを始めたいと思ったら、まずはそのアイディアを形にしてみるという習慣を強化していこうと思っています。

何かやりたいなと思ったら、とりあえずその何かをバババッと作ってみる。

そして、それを通して、ありかなしかを考えるというステップが自然とできるように、この習慣を強めていこうと思います。

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