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NHKおはよう日本に取材していただきました!

皆さんこんにちは。VRC note編集長の八重樫です。

今回もメディア掲載のお知らせです。
4月25日(月)のNHKおはよう日本のおはBizのコーナーで、弊社とhakuhodo-XRとの取り組みが放映されました。
以下の記事から、動画も視聴可能です。

取材場所はVRCの八王子オフィス。キャスターの布施谷さんにもお越しいただき、実際にVRCのスキャナーやhakuhodo-XRと作成したじぶんランウェイのアプリを試していただきました。

布施谷さんはスキャナでの撮影は初めてということで、機械に驚かれ、撮影スピードにも驚愕されていました。
じぶんランウェイを試してみて、「普段着ないコーディネートをするのも、アバターだといいかもしれませんね」とコメントされていたのが印象的でした。確かに、普段選ばない服を店舗で試着することはないですが、アバターだからこそ、思い切った服装にチャレンジして着た印象を確かめてみるという使い方はあり得ると思いました。
そのためにもいろいろな服装が選べるように、服のバリエーションを増やすことも大事ですし、手軽に試せるようなUIUXの開発も必要であると改めて感じました。

今回取材内で、hakuhodo-XRの開発リーダーである尾崎様がインタビューに応えられていて、その話の中で、「なぜじぶんランウェイを開発したのか?」という質問に対し以下のように答えていました。

「商業施設やアパレル企業にテストマーケティングとして使ってもらいたいと考えています。ECのニーズの高まりもある中、どうしてもサイズがしっかりわからないため返品率も高まっているので、そういう課題に対し、バーチャルで確認できるといいのではないかと思いました。ランウェイにしたのは、試着室でマネキンアバターに服を着せるだけでは、ワクワクしないと感じたからで、背中も含めて360度自分が見える体験や自分が複数でてくる体験は面白いなと考えました。」

hakuhodo-XR 開発リーダー 尾崎様コメント

ECでの返品率を下げたい、ミスマッチを無くしたい、という課題はVRCでも感じており、このコメントにはとても共感できました。そして面白いなと思ったのは、「ワクワクする体験が必要」という観点です。何か手間をかけてやるには、その行動をするための理由や動機が必要です。普通の試着も、気に入った服が欲しいと思うから、似合うかどうか試しに着てみたいという動機があって初めて試着にいたります。それはバーチャル試着でも同じであると言えるでしょう。普通の試着のような脱ぎ着はないものの、スキャナでの撮影やアプリの設定などが必要であり、やはり手間は発生します。その手間を割いてでもやってみたい!という理由や動機付けが重要なのだなとインタビューを聞いて感じました。
そのためには、より簡単で直感的なUIUXの開発も欠かせませんし、やってみたいと感じさせる面白さやワクワク感が醸成できるよう、例えばランウェイを歩く背景やシーンを変更できるなど、新たな取り組みも重要です。そういった開発については、引き続きやっていきたいと思います。

このじぶんランウェイの取り組みは弊社の技術が欠かせません。スキャナで撮影し、選んだ服を着たアバターが出てくるところの一連の処理をバックエンドから支えているのが弊社技術なのです。
もともと、hakuhodo-XR側でこういったバーチャル試着サービスを開発しようとした際に、VRCであれば360度の撮影が高速ででき、アバター生成技術の品質の良さやリアルタイムに描画できる点などを評価いただいたので、hakuhodo-XRのチームからご相談いただき、このじぶんランウェイのサービス開発にいたりました。

hakuhodo-XRではじぶんランウェイの体験会なども開いており、アパレル企業などからの反応も上々なので、両社で協力し、さらに開発を進めながら実際の導入を今後も模索していきたいと思っています。

これからも現状のサービスに満足することなく、よりコストパフォーマンスが高く、エンドユーザーにとって使いやすいバーチャル試着のトータルソリューションになるよう、ユーザー体験も重視しながら開発を続けていきます。これからもアップデートがあれば、noteで情報発信していきますので、引き続きチェックしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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