ミスミソウ 感想 (ネタバレ有)

結末をまとめると、

主人公(野崎春花)…相場(好意を寄せられていた男)に殺される
相場晄…主人公に殺される
佐山流美…金髪に殺される
小黒妙子(金髪)…佐山に殺されかけるが生存
いじめっ子…主人公に殺される
担任…除雪車に突っ込み、自殺
主人公の祖父…相場に殺されかける、生存不明
妹…生存不明


眼球や内臓が出たり、嘔吐シーンがあったりして
バイオレンスな描写が多い作品で気持ち悪かった。

だが、佐山の小黒に対する異常な執着心(恋愛感情?)や、相葉の主人公に対するストーカー(野崎にはオレしかいないんだ❗️オレが野崎の救世主になってイチャラブな毎日を過ごすんだ❗️野崎もそうしたいに決まってる‼️)みたいな思惑が垣間見えて潜在的な気持ち悪さもあった。


ラストについて
なぜ唯一金髪は生存しているのか。
主人公の唯一の友達で、これまでにあったイジメの全貌を忘れずに後悔して生きていく、そんな役目を担っているんじゃないかな、と

タイトル「ミスミソウ」について
「ミスミソウ」の花言葉には「忍耐」って意味があるらしい。
春までイジメに耐える主人公や、それぞれの家庭環境の不満に耐える主人公以外の人のことを指してるのかなーって思った。

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