パリまで無事に届け〜!【救援物資要請に応えて】
フランスにいる長女からうちの母に、
(つまりは彼女のババ) にアタリメと、固いおせんべいが食べたいと要請があったらしい。
12月の暮れにも乾物系を送ったけど、そろそろ底つきるころなんだろう。なんとなくみんな順番に送るシステムになっている。
かわいい孫のためにババが買い集めたザ・和!な顔ぶれの乾物たち。長女は幼いころから洋菓子よりも珍味派だった。
習い事に向かうバスの中でもアタリメをかじってた子供だった。周りからは飲んべいになるぞぉ~と言われてたけど、見事的中!
飲もうと思えばいくらでも飲める体質らしい。不思議なことに私を含めて長女以外は壊滅的にだれも飲めない。あ、そういえば、一人だけいた、私の父親だ。
そんな、ババセレクト便を遥か彼方、約10000キロ離れたパリに住む孫に送るため一緒に郵便局へ。
箱に品物を詰めたら、隙間があったので途中コンビニに寄って、長女の大好物の一風堂のラーメンも追加した。
パリでは一風堂のラーメンが、確か16ユーロぐらいと、東京ではちょっとしたランチが食べられるほどの贅沢品。外出制限が6時だという今、喜んでくれること間違いないセレクトだと思う。
えっちらおっちら段ボールを抱えて郵便局に到着すると、次の難関は送り状の記入。これが毎度のことながら面倒っちい。
送り状の内容物欄には毎度のことながら
RICE CRACKERS
SEA WEED
INSTANT NOODLES
SANACKS
などの乾物系をいくつか記入して
いざ、窓口へ
ところが、初見でいや~な予感、今日の窓口のおじさん。
ずーっと表とにらめっこ、仕事はめっちゃスローリー。
さんざん待たされた後、衝撃のひとことが...。
EMSは食べ物は送れないんですよ。
うっそ~っ!いつも送ってますけど。何度も...。
生肉や生野菜じゃあるまいし、フランスへは家族やらお友達が総力あげて今まで幾度となくEMSで乾物類は送っている。
むしろ食料しか送っていない。
なんで?なんで?頭の中がハテナだらけ。
しかもこのおじさん、とにかく説明が長い。
聞いてもいないことをダラダラと話してくる。
あまりにも話が長いので
どうすれば送れるんですか?
今までずっと送れていたんですけど。
「えーっと、小包だったら送れるんですけど・・・」と、なにかを調べながらの回答。
小包ってなに...?なにがどう違うんですか?の問いにも
答えがめっちゃ長い。結局よくワカラナイ。
日数がかかるけど、料金が安いとか、ほら、いろいろあるじゃないですか?そいういうのも聞きたいのに一向にぐじゅぐじゅしている。
結局のところEMSより300円高いという、なぞのシステム。
もう謎だらけなので、このおじさんから一旦離れて
別の職員さんにお願いしようと
「今日はやめときます。」
と言ってその場を離れることに。
なのに、なのにw
わざわざ外まで出てきて、また私たちに説明しにきた!
親切なのはありがたいんだけど、私たちはただ荷物を送りたい!
送れればそれで良いのだ。
イライラを通り越して
母と2人で顔を見合わせて笑ってしまったぐらい。
それぐらい親切に説明を続けてくれる。
ここまででなんと1時間もロスしてしまった。
時間返して~((+_+))
荷物を持ち帰り、日を改めて来よう。
私たちは再び重たい段ボールをもって家路につく。
そして日を改めた今朝、再び郵便局へ
あのおじさんがいませんように。と祈りながら
郵便局の窓口の職員さんの顔ぶれをチェックする。
今日は見当たらない。心でちいさくガッツポーズ。
しかも空いてる。
と、すぐに窓口のお兄さんが
どーぞー!
と声をかけてくれた。
人は見た目が9割っていうけど、見た目もデキそう。
質問をひとつしてみる。私の欲しい情報が的確に返ってくる。
テキパキ感がきもちよい。
やった!お兄さんテキパキしてる。
イケそうな予感....!!!
EMSの送り状を手慣れた手つきでチャッチャとチェックする。
「インボイス書きましたか?」
書きました!インボイスにも内容物の重さを書くんですか?と聞いてみる。
「そこは書かなくて大丈夫ですよ~!」 迷いのないスピディーな回答!
どのくらいで届きますか?
「飛行機の便数が減ってるから、タイミングよければ早いんですけど便を逃すと少し遅くなるかもしれません。」
お~なるほど。わかりやすい。
ということで、ものの、5分で完了したのでした。
前回のあの時間は一体何だったんだろうか笑
おじさん人はとっても良いんだけどね。
🏣
ということで、ヤキモキ、ヒヤヒヤした出来事ではありましたが、無事に物資を出荷することができました(^^)/
そして、気軽に行けない今、いろんな人の手を借りて荷物を運んでくれることもありがたさを感じています。
ちなみに「国際郵便で送れないもの」として、サイトで確認したけれど、食べ物がダメってどこにも見当たらない。本当のところはどうなんだろう。
画像出典:郵便局のサイトより
郵便物を海外に送る場合は
「国際郵便として送れないもの」ぜひご確認を!
パリには青のりみたいな色の海苔しかないの。とボヤいていたので、ドーンと30枚入りのちょっといい海苔を買って追加した。
スモールライトで小さくなって私も海苔と一緒に輸送してほしい。
移動手段にコストがかからないいしね。なーんて。
今日も最後までありがとうございました('ω')ノ