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生活というルーティン (先延ばし癖対策)


実態(体)をあらわし足りないネーミング(名)

人類が総じて長年に亘り取り組んでいる課題といえば
コレ(先延ばし癖)ではないだろうか。
「先延ばし癖」というネーミングはなんとなく
「もやもや病」のように、
事態の深刻さが軽くあしらわれているように聞こえるのは私だけかしらん。

先延ばし癖の背後に潜んでいるのは多くの場合「完璧主義」である。
これもネーミングとの不一致感を覚える。

なので勝手に新しく名付けてみよう。
「先延ばし癖→逡巡不安症」とか
「完璧主義→成果呪縛」とかそんなイメージ?

先延ばし癖の対策としてよく挙げられる3つのこと

人類がありとあらゆる分析とアプローチを試みてきて
その対策として主に提示されるのは
現代においては、だいたいこんなところじゃないだろうか

1)自己受容(セルフコンパッション)
2)言語化と細分化(チャンクダウン)
3)側坐核への刺激(体を動かす)

先延ばし癖の主な原因

ありとあらゆる色々を先延ばししながら、それを眺めながら
そもそものツマヅキの根本にあるのは「不安感」なんだろうなと最近思うようになった。

何かしら不明瞭な不安があるために、脳内CPUが無駄に消費されてしまい
思考回路がマスキングされてしまった状態。
ブレインフォグも自律神経もADHDも更年期障害も、とりあえずそのへんにある不定愁訴全般が
共通して持つ症状として「頭がよく回らない」のは
総じて脳内物質のアンバランスに振り回されているんだろうな、と。

先延ばし癖の対策を再解釈してみる

なので、上記対策を言い換えると、こうなるのではないか。

1)回らない頭で自分を責めて思い詰めて立ち止まるな
2)回らない頭にもわかる範囲まで簡単に単純に絞り込め
3)回らない頭は横に置いておいて出来ることだけやってみろ

つまりこういうことなんじゃないか

朝起きたら歯を磨く。それができたら顔を洗う。カーテンを開ける。換気する。
(それができなかったら、まず伸びをする。起き上がる。トイレに行く。)
ラジオ体操が必要十分を備えた運動であると評価されるように、
こどもの頃に教えてもらったことは、意外と実践的な対策が網羅されている場合が多い。

考えずにできる習慣(ルーティン)がたくさんあると、
脳はだんだん不安感から解放されていく。ストレスに強くなっていく。
新しい情報に右往左往するのが大切な場面も時にはあるだろうけれど、
いったん、仮ぎめでも良いので同じ動作を繰り返す。
同じ時間であれば、なお望ましい。(脳が考えずに済む=安心するから。)

猫という強力な補助パートナー

猫におはようと言う。求められれば撫で付ける。水を交換する。朝ごはんを出す。
猫という種族は習慣を重んじる派が多い。
時間にも厳しい。(ごはんの時間はちょっとずつ繰り上げていくw)
生活習慣という基本的な療法に能力を発揮しちゃう、そこにいるだけでセラピスト。
ついでに危機管理能力(※)も鍛えてくれる。
(※落下物の対策、想定外に身動きが取れない状況の対応、あらゆる安全対策・・・)

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芒種(仮)
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