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『オトナはおおきなおまるをつくれるのか?』第95言

ウラの幼稚園

ダラダラした休日の

よい目覚まし時計だった


て~を つなご~

み~んなで て~を つ~なご~

ほぉら ほおら

おおきな おまるが

で~き~ま~し~た~♪

(キャー)


二度寝したい まぶたのウラで

園児たちが手をつなぎあって

大きな〇になっている光景がみえる


オトナになると

な~んで あんなにこむずかしい

理論武装で それらしい正当性をもって

あらそいをするんだろうな。

「みんなと なかよく」

オトナに教えてもらったのにな。

まるで

「オトナの世界はそうはいかないんだ」

みたいにさ(ちぇっ)


オトナに教えてもらったのに

オトナになったらできなくなることも

あるのかな?


そうか?

ちいさいときにできたんだから

やっぱり できるんじゃないか?

そのほうが 「理にかなう」


むずかしいのか

かんたんなことなのか

かんたんなことを

複雑にするのがオトナなのか


いや待てよ

それでもやっぱり こどもには

「みんなと なかよく」

って教えるんだろう?

だから 

本当は オトナも 

やればできるんじゃないか?

こどもは そう信じたいよな。

「やれば できるよ」




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