見出し画像

『もういいかい?』第307言

公園から聞こえる

も〜いいかい?

まぁ〜だだよ

も〜いいかい?

まぁ〜だだよ

ずいぶん続いたこの攻防に「な、長い」とツッコミを入れそうになりつつ、この遊びの『息の長さ』にビックリしました。

わたしが子どもの頃にもあったし、親が子どもの頃にもあった遊びだと思います。

デジタル化はものすごいスピードで進んでいく。

なのに、不思議だ。

ファミコンと言ったらもう古いモノで、知らない人だっているのに、『もういいかい?まだだよ』の、アナログ代表的なあの遊びは、いまだ廃れることなく、継承されているのだから。

だるまさんが転んだ

と言われれば、

転んだふりして転んでません

と言いたくもなりそうなあの遊びも、誰が考えたのか、、親と子、オトナとコドモの連携プレーでつなぐ力って、『継承力』という意味ではダントツな気がするんです。

人間がつなぐものって、遊びの力って、スゴイんだな、そう思わずにいられません。

これもまた、ひとりでは出来ないこと。

『もういいよ』の優しい言葉にホッコリした今日の一幕でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?