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ギフテッド児

ギフテッド傾向のあるお子さんを育てる保護者が、一番悩んでいるのは、「才能の開発」よりも、「社会性」や「情緒面の発達」についての不安だったりする。

我が子が何となく、他の子と違うことは、分かっている。
でも、それを、どう周りに理解してもらい、この漠然とした不安やストレスを表現したらいいか分からず、結局、だれにも相談できない。
そういった心配が尽きないのだと思います。
さらに、それが《学校》という枠の中だと、「問題児」「やる気がない」「文句が多い」「怠けている(ようにみえる)」という評価がつきやすいとなると・・・

文科省が、「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議」の取り組み、を始めて3年が経とうとしています。(長い)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/169/index.html

『特異な才能』というキーワードに目が行きがちですが、報告書を読んでいると、その定義や見極め方について、
「IQ(知能指数)などによる一律の基準を設けるのではなく~(略)~、知能検査や認知能力検査、学力テスト等だけでなく、児童生徒の制作物や発表、教師や児童生徒本人の質問紙やチェックリストなどを包括的に活用する(事例が諸外国にはある)」と、記載があります。

IQ値に依らない「定義」+ギフテッドへの「配慮」や「特性理解」も視野に入れ、学校教育の拡充を目指す方向になっていけばいいな、と願ってやみません。

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