【妄想記事】1人で行きやすいサウナ3選
妄想記事シリーズの第三段!ライターとして記事を執筆したいなぁ〜‥と、ふつふつしておりまして。それだったらもう自分で書いちゃおう的な感じで書き始めます!
今回は「サウナ」をテーマに!
僕にとっては身近にある非日常。実は結構巡っているんです。「あ!せっかくなら巡ってるだけじゃなくてnoteに書いていこう!でも、ただ書くんじゃ普通だから、依頼されたというテイで書いていけば‥!」ということで、思い立ったがなんとか!
心の声をダダ漏れにしながら書いていきます。それが“僕の個性が出る文章”になるかなと。
【過去の妄想記事シリーズ】
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1.新越泉(しんえつせん)
落ち着きと懐かしさと感じられる商店街を歩いていく。
シャッターが降り始める時間帯。同じ道をこれでもかってほど確認しながら歩くこと3分。なぜか親近感を感じる門構え。左上の見切れている(2階部分)に保育園があるので、見つけやすい。
入り口の左手にはコインランドリー、右手には和風なミニマム庭園がお出迎え。心拍数がゆっくりになる。
下足箱に靴を入れ鍵を抜く。お会計は前払い。鍵を渡してロッカーの鍵をもらう。RPGみたいだ。最初は湯船に浸かりその後にサウナに入って‥と、入浴プランを考えながら更衣室へ向かう。
ロビーにはほとんど人がいなかった。しかし脱衣所へ行くとテレビとソファが置いてあったので、結構にぎやか。よかった。みんな、ここにいたんだ。
カラカラカラっと聞き慣れた乾いた音の扉を開けると、ほんのりいい香りがする。なんの匂いだろ?体を洗い湯船に入る前の儀式(常識でもあるけど)を済ませる。
サウナ室を開けるにはフックが必要。ドアノブが窪んでおり、穴にフックを引っ掛けて扉を開ける。この特別感が良い。テレビ一台のコンパクトなサウナ室。この時はたまたま1人だったのでまるで貸切サウナ。
水風呂へ行きたい気持ちをグッと堪え、ジーッと(勘で)3分間耐える。
水面をできる限り揺らさないように、足先からゆっくり入るのが僕なりのマナー。あー、これだこれだ。火照った皮膚に効く触感のご馳走だ。1分ほど堪能して湯船の縁に座る。足先からジワジワと毛穴が開いていく感覚、整いへ向かう前兆だ。
水の匂いと人々の声が心地よい。
「あ、そういえば入った時に感じたあの良い匂いはなんだったんだろう?」
奥へ行ってみると日替わり湯があった。なるほど!一期一会、いや。一期一湯?これもまた楽しみになるだろう。
陽が落ちた商店街。サウナの後は普段よりもお腹が減る。よく見ればいろんなお店が入ってるじゃないか。どれにしようかな。
最寄駅:新井薬師前 徒歩3分
入浴料:大人(中学生より)500円 小学生200円
サウナ料金 500円(貸バスタオル付)
2.小杉湯(こすぎゆ)
働いている鈴さんのTwitterを見て「行こう!」と決めた小杉湯。1年間、休学して働きたくなるほどのお風呂ってどんなところなんだろう?
あぁ、良い雰囲気だ。町のお風呂屋さんという感じで、初見の僕でも入りやすいお風呂柄。(お人柄)
木札を取る。木目の肌触りはずっと指でなぞりたくなる。
「すみません。ここのシステムはどういう形で‥すか?」
「入浴料は500円で、タオルをご利用の場合は‥」
新しいお店に行くのはワクワクするが、人見知りなもので、優しく教えていただけると冷や汗をかかずに入れるんです。ありがとうございます。
番台さんを境に分かれている昔ながらのお風呂。こういう所へ来るのは初めて。脱衣所の長椅子を囲むロッカーたち。天井は高く木造造り。なんかの作品で見たことあるなぁ。石鹸かしてー!と言っているあの感じ。
ほんのり香る木の匂い。脱衣所で大きく深呼吸。ガラス越しに見える浴槽。ケロリンの桶。普段、桶は使わないがせっかくなのでケロリン桶で体を流す。
ひっくり返したときの“コポンッ”という音。耳からも癒される。
湯船の後ろには、誰もが一発で想像できる富士山の絵。42°のお風呂は少し熱い。奥歯をグゥゥーとしながらゆっくり体をしずめる。慣れてくると思わず漏れる「かっはぁー」
堪能した後、何を飲むかの妄想を広げながら体を拭く。レンタルバスタオルに顔をうずめる。洗剤なのかタオル自体の匂いなのか、ずっと顔をうずめていたくなるような触感と匂い。タオルの包容力がハンパない。
お風呂上がりの伊予コーラ、水分を欲しているカラカラ砂漠の喉に染み渡る。ここでも「かっはぁー」が漏れる。今日は財布の調子がいいな。よし、アイスだ。ここまでいい気持ちになったんなら、とことんなってやろう。
クレイジーマーブル。戦隊モノの1人か?だとしたら何色なんだ。味も色も全く予想がつかない。いざ開けてみると、そんな色‥っ!?(色が気になる人は実際に買ってみてね)声はきっと、あざとめの可愛らしいトーンだ。
最寄駅:高円寺駅駅北口 徒歩5分
入浴料:520円 貸しタオル フェイス30円 バス150円 アメニティー完備。
サイト: https://kosugiyu.co.jp/facility/
3.スパロイヤル川口
アジアんテイストなスパロイヤル川口。入るとすぐに温泉の匂い、そして耳が安らぐ音楽。リラックスの準備が始まる。
デッキが縁側のような質感で、何度も往復をしたくなるくらいある着心地がいい。鶯張りとはまた違う木の音。
漫画がびっしり入っている部屋では、寝そべって休憩できる。最高の贅沢じゃないか。
ここは、露天風呂・五右衛門風呂・寝湯とお風呂の種類が充実しており、サ外気浴スペースでは寝られるおっきなイスもある。蚊取り線香もたいてあるので虫対策もバッチリ。
最初は半身浴で何時間も入っていられる少しぬるめの露天風呂。だんだん深い青になっていく空。公共のお風呂では強制的にデジタルから離れられるので、鈍りつつある五感が総動員。日常の解消してくれるのんびり時間。
スパロイヤル川口のレストランはメニューが充実している。メニューで迷子になる。これも最高な贅沢だ。
レストランの手前には、アイスやお菓子、パンなどの軽食も売っている。もちろん、ビンの牛乳も。サウナや温泉はリラックスを吸収できる。でも、帰らなければいけない。帰らなきゃいけないからこそ、入ってる時間が愛おしい
駐車場も広く、ファミリーのコミュニケーションも捗りそうな施設だ。身近に感じる旅行。大きいお風呂で泳ぎたくなる気持ちもわかるがほどほどに。
最寄駅:川口元郷駅から徒歩15分
入浴料:平日料金 大人(中学生以上)870円 小人430円 土日祝 大人970円 小人 480円
サイトhttps://spa-royal-kawaguchi.jp/coupon/
クーポン https://onsen.nifty.com/kawaguchi-onsen/onsen008711/
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僕にとっての銭湯は非日常。お仕事を忘れ、全く違う生活圏に行って、人柄や生活感を楽しむ。それも一つ、巡る理由になっているんです。地域を感じられる裸の付き合い。これはしばらくやめられそうにないですね。
ご利用ありがとうございました
ナレーター有野優樹(ありのひろき)