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声のお仕事は、才能が必要?

〜副題〜
『才能がある』という、言葉を使わなくなったワケ

 『才能がある、ない』ってどんな人のことをいうんでしょうか?ぶっちゃけ、僕にはわかりません。プロのお話を聞くと、かなりの努力、挫折、葛藤、できたときの喜び、取捨選択をしているので“才能”なんて言葉でまとめられないからです。

 でもよく聞きますよね。才能があるからできたんだよ、才能がないんじゃない?とか。言われたこと、言ったこともあるんじゃないでしょーか。

 僕もね、過去(絵描きをやっている友達に)いったことがあります。そしたらその人からこんなことを言われたんです。だからですかね、“才能”って言葉を安易に使うことをやめようと思ったのは。


【やってきたからだよ】

 僕は全然絵が上手くないですが、描けない理由を「いやー僕には絵の才能がないから」と言ってきてました。じゃあ一度でも“絵を上手く描けるようになろう!”と思って、本気で取り組んだことがあるのか?と言われると、ありません。

 描けない理由は単純。やってきてないから。絵を描ける友達に「才能があるんじゃない?」と気楽に言ってしまいましたが、友達から『描いてきたからだよ』と言われたんです。

 それでも『才能が〜』なんて、わかってない口をさらに動かしていました。

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正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。