喋りの3つ基本は“喋りすぎない、相槌を打ちすぎない、質問しすぎない”
僕はMCのときと、ゲストのときで喋りの意識が変わります。
MCのときは、相手の言いたいこと・深堀してほしいことをうまく聞き出せるように、純粋に気になることを、答え方が「YES・NO」で終わらないような質問を意識して
ゲストのときは、事前にトークテーマがわかっているので、一つのテーマにつき三つくらいは用意していくのと、相手の話をよく聞くこと意識しています。
今回は、なんとしてでも喋りをうまくしたい!と思っている僕が、「仕切るときと、ゲストの時とで喋りをうまくするために何を意識しているのか?」について書いていきます。
noteメンバーシップ「声と喋り研究所」では、声のお仕事に関する記事を投稿しています!
【1.司会(仕切り)のときはこの3つを意識する】
「相槌をうちすぎない、喋りすぎない、聞きすぎない」
ラジオでたまーに「あーそれはつまりは〇〇ってことで」と変にまとめようとするパーソナリティがいるんですけど、話を聞きたい人のリズムを邪魔してしまっているような気がするんです。
話の流れで聞きたいのに、一時停止されて解説されているような気分になってしまい、ちょっとストレスになる感じといいますか。
相手が言葉に詰まっていたり、なんて言えばいいのこわからなそうであればワードを数個出して円滑にするのはいいと思うんですけど、司会が考えている展開に持っていこうとするのは、大体失敗します。今まで、これをやってしまっていたんですよね。
準備をしていくのはいいんです。でも、それをやろうとしない。
準備はあくまで自分の都合なので、現場では相手との会話を意識を向けましょう。尺の都合もありますから、次の展開を気にしながら話を聞いていき、落語でいうところの枕からお話に入るかのような自然な流れで、次の話題に繋げていきます。
相槌を入れすぎるのも邪魔になってしまいますし、自分が話しすぎてしまうのも、相手の喋りを聞きたいリスナーからするとストレスになりますし、聞き入ってしまいすぎるのも進行ができなくなってしまいます。
時間通りに進めていくこと。しかし、それを段取りにせずに話し相手に「楽しかった!」と感じてもらえるようにすること。それが“MC”の役目。
ずーっと真面目な話をするのも聞いている側も疲れてしまうので、ちょこちょこ笑いどころを作ることも意識していますね。
そのためにツッコミワードをいくつかストックしておいたり、面白いワードに変換して考えておいたりします。使わないことの方が多いですけどね。
話し相手の過去の媒体をパロったり、誰でもわかる“専門性のない言葉”にしたりするのもありだと思います。伝わるものに変換する。だって、目的は“笑ってもらうこと”ですから。
あ。そうそう。最近、「このフォロー素敵だなー」と思った喋り(動画)を紹介したいんですが
この記事が参加している募集
正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。