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喋って生きていく~適応障害を抱えながら働くこと~

講演会「喋って生きていく」

“会社員”の働き方が合わず悩んでいた時期がありました。父は教員、姉は会社員、母は(ぼくらを産む前は)OL。ぼくくらいなんです。こういう変わった仕事をしているのは。

「普通に勤めたら?」

何度も言われてきたこと。作家業を始めたと言えば

「ニートじゃん。お金にならないでしょ?」

と言われる。

なんでみんなと同じことができないんだろう。だからできるできないとかではなく、好きなことを仕事にする他なかったんです。

わけもわからないまま営業をして、怒られて、また営業しての繰り返し。その時の様子は、声優ブロガー幸田夢波さんのブログにて語らせて頂きましたのでこちらをぜひ。

好きなこと。「喋り」を仕事にさせて頂けるようになり、この仕事につけて本当に良かったと思う反面、難しさを感じることもあります。なんだか人と会話が噛み合わない。合わせられない。ぼくのコミュニケーションの取り方はおかしいのではないか?と。有る事無い事言われてしまい、2024年初めて精神科を受信した所、“適応障害”、“社会不安障害”だと言われました。

ぼくはこれで「あぁ、よかった」と安心したんですよね。だからだったんだと。自称は嫌だったので。とはいえこれを言い訳にするつもりはなく。特性がわかったので「これを受け入れてどうやって仕事をしていくか?」を考え始めました。

ひとつ決めたのは「胃にグッとくる仕事や関係性は断つ」こと。これは自分の中にあるストレスを感じる基準です。

グッと感じてしまうことが多いとストレスが勝ってしまうので続かないんですよね。そしてもうひとう決めたことは、時給では働かないこと。時給で働いた場合、大概は嫌なことなのでストレスが溜まり、そのストレスを回復するためにお金を使ってしまう。ということを考えると、時給で働けば働くほど給料が増えるという単純なことではなくなってしまいます。

なら、ストレスを回復する必要のないこと(又、回復コストが少ないこと)を仕事にしなければいけません。ぼくの場合はね。セルフ働き方改革。

フリーランスでの働き方、働く上で好きを仕事にする難しさ、適応障害を抱えながら何を意識してコミュニケーションをしているのか?

フリーランスで働きたい人、適応障害を抱えている方のお力になれれば幸いです。

オンライン無料参加イベントなので、お時間が合う方はぜひ!(お申し込みはこちらから)


ナレーター
有野優樹(ありのひろき)

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有野優樹(ありのひろき)@ナレーター
正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。