気持ちに余裕があるから、喋ることも書くこともできる
あそびってもチャランポランにやるとかふざけてやるって意味じゃないですよ。最近、ラジオを聴いてたら
『蝶番(ちょうつがい)ってあるじゃないですか。扉のね?あれに余裕を持たせて作ることを、遊びって言うらしいんですよ。余裕を持つって大切だよね』
って言ってたんです。そうなんですよ。書くのも喋るのも余裕が大事なんですよ!!!(めちゃくちゃ便乗)
ことばと広告さんの記事が好きで、メンバーシップにも入っているんですが、ことばと広告さんの記事タイトルって「あ、このタイトルはことばと広告さんだな」ってわかるタイトルなんです。アカウント名を見なくてもわかる。
でも「めちゃくちゃおいしかったラーメン」みたいなタイトルだったら気付けない。え?今わかるって言わなかった?と思ったアナタ。
はい。これが遊び、すなわち“余裕”だと思うんですよ。昨日はこっちって言ったけど、今日はあっちで言ったっていいんです。てゆーかそんなもんだと思うんです、人って。
その日の体調とか機嫌とか誰と一緒にいるかとかで、考え方とか好みは変わるもの。ぼくね、文章でも喋りでもどこか力が入っちゃってる。力みすぎなのかな?伝えよう!って必死になっちゃってるからだと思うんです。たぶん。
必死なのはいいんだけど、ちょっとうるさい。っていうのも声を大きくしてるってことじゃなくて、ダラダラ読めない・聞けないってことで。ご飯食べながらとか、CM中になんとなーくみたいSNSってあるじゃないですか。
こっちにはそんなつもりがないのに、そこで必死に書かれても「あー、いいっ、いいっ。こわいこわい。」ってなって、すぐ飛ばしちゃう。だって、こっちには読む・聞く熱量がないから。
ライブは「いぇーい」『いぇーーい!!』とお互いに熱量があるからコールアンドレスポンスが成立するんであって、コールの押し売りはうるさくなっちゃう。
コロコロ意見変えちゃうと軸がない人って思われちゃうっていうのもわかりますけど、まぁ多分、その人は意見を変えようが変えまいが普段から大して見てない。だから、変えちゃってもいいんです。と、僕は思います。
だって明日には「軸を持て!」と言ってる可能性もありますからね。
聲優・ナレーター
有野優樹(ありのひろき)
・ことばと広告さん