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喋りの上手さは“準備の仕方”で決まる

トークイベントを成功させるために


出演者3人(A、B、C)が居たとします。それぞれの演者さんが1人でイベントをやった場合、たとえば各々10人呼べるとしましょう。

単純計算「30人呼べるのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そう簡単な算数ではありません。

Aさんを見たい(話を聞きたい)のに人数がいっぱいいると、見られる(聞ける)時間が減ってしまいますよね。そうしたら

「同じ金額を出すならAさん1人のイベントのときに行こう」

と思ってしまいます、正直に言うとね。なので、複数人でやればやるほど見に来てくれるお客さんの数を減らしてしまうこともあるんです。そこで大事なのは

「それぞれのファンが置いてけぼりにならないように、演者それぞれがメインになる時間を設ける」

トーク中心のイベントをやるときには、自分の語りだけを意識するのではなく、というよりむしろ“これ”に力を入れて気づいた人から“上手く”なっていくんだと感じました。

その“ここ”とは何か?リアルに書いていきます。

※スタンドFMではこう言ったお話もしています。音声で聞きたい方はこちらも是非。


クロストークを鍛える

怪談イベントでも出版記念イベントMCでもラジオの公開収録でも一緒です。

自分に話を振られたときに話すことをまとめておくのは当たり前の準備ですが、準備してきたことに愛着が湧いてしまい、とにかく用意してきたことを披露したい、考えてきたことを話したい。そこに意識が向いてしまう人が多いんです。

流れと関係ないにも関わらず「前に僕も〜」と語り始めてしまい、周りに「聞いてもらうこと」に気を使われていることがわからなくなってしまいます。喋ることに一生懸命になってしまっているので。

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上手さは「準備の仕方」で決まる

準備してきたことをその場で全部出そうとしない。

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正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。