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【ナレーター志望向け】読解力を身につける!

ナレーションの読みを鍛えるために『コピーライターの養成講座』に通いました。ナレータースクールや(演劇専門学校卒業後に)どこかに通い直したりはしていません。その理由もお話ししていきます!決まったルーティンがあるわけでもないので。

「〜らしいよ」とか「ネットで〇〇って評判だよ」よりも、自分の五感を使って感じたことの方が圧倒的に伝わりますし説得力も出ます。僕は自分の言葉の説得力のなさにコンプレックス感じているので五感で体感することに、とにかく時間を使ってきました。

・ワークショップの闇

・声のお仕事に関する記事(まとめ)


【ナレーションで確認する3つのこと】

 1.主観か客観か

 2.伝えるターゲット層は誰か?

 3.1番伝えたいことは何か?

1.はどういうことか?企業をご紹介するナレーション原稿の場合、2パターンあるんです。1つ目は「私たち〇〇株式会社は〜」という書き方、2つ目は「今回ご紹介するのは〇〇株式会社」という書き方

1つ目のときには、企業側の立場として(僕としてナレーションを読まない)意識します。2つ目はその逆。

2.はそのままの意味です。これは誰に向けて届けているのか?いくら幅広く知ってもらいたいと言っても、女子高生からおじいちゃんまで〜みたいな届け方は無理があります。

ファミリー用の車なら30代真ん中くらいの親になりたての人や、生活に少し余裕が出てきて車の購入を考えているご夫婦など、なるべく届けたいターゲット層を具体的にしておきます。
日常生活でも、先生と話す時と友達と話すときでは話し方も声のトーンも変わるじゃないですか。それと同じです。喋り方が変わるんですよ、伝える相手を変えると自然に。

3.は、何を1番伝えたいのか?です。新商品が出たことなのか(告知)、こういうことに困っている人はうちのこの商品がいいですよなのか(解決)、色々あります。

長くなるほど使える言葉は増えますが、この文章は商品説明を重要にする、この文章は要約を伝える、この文章は‥と、シーンによって考えること、伝えることが増えていきます。

ここまで色々といってきましたが、これらは最低限準備しておくことです。最初の頃はこの確認に何時間もかけてきましたが、慣れてくると大切なところがパッとわかるようになり、下読みに時間を多くあてられるようになっていきます。

もちろん、最初からできていたわけではありません。ナレーターや声優のワークショップやレッスンに通わずにどんな勉強をしてきたのか?

直接的ではなく“チョイずらしたジャンル”から学ぶこと。ぼくか行ったところは“コピーライター養成講座”でした。


【1.読むために書く】

この言葉を高く読んで、ここはゆっくり読んで〜なんて考えていても一向に上手くなりません。技術ばっかり賢くなるだけ。『僕は何をしているんだろう‥』というもどかしさがありました。

そりゃそうですよね。考えるところが違うんですもん。フリーランスでやっていくのであれば、誰から何を言われるわけでもないですし、現場はお仕事場であって教室ではないので、ディレクションはあってもダメ出しはありません。自分で考えるしかなかった。

そういうと「まるであなた(僕のこと)は、自分で考えられる人みたいな感じですね」と思われそうですが、そうです。自分で考えることができます。わからないことがあれば、聞いたり、調べたりもしますが、最終的には自分で判断する。最初から考えもせずに『誰かー』とは、やりません。

でないと、いつまでも誰かに頼ったり言われたことしかやらない人になってしまうからです。最初の頃はどうしても、初心者仲間を見つけようとそこに時間を使ってしまいがちになりますが、そうじゃないです。

 “-自分のレベルの低さにしっかりと目を向けて、レベルを上げるためには何をしたらいいのか?

を考える。上手くなる、お仕事がもらえるようになる一歩は「努力の方向を理解する」ところから始まります。いや、これで決まると言っても過言ではありません。僕は気付くのが遅すぎました。

まだ気付いていない頃、コピーライター養成講座に通っていました。理由は

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正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。