今日は教員会議がありました
7月期の授業がもう少しで始まります。
来週は入学式も控えています。
え?入学式って思いましたか?
私がメインで勤務している日本語学校は、年度内に4月・7月・10月の3回入学式があります。
4月に入学する学生も多いですが、7月、10月も同じくらい多いです。
会議では、7月から新しく仲間に加わる先生方がたくさん紹介されました。
ベテランの方も新人さんも、皆さんとても緊張していらっしゃる様子でした。
授業も大変ですけど、その前に学校の様々なことにも慣れなくてはいけないので、緊張しますよね。
学校が変わればテキストも違うし、一日の授業の流れや進め方、引き継ぎの仕方や日誌の書き方に至るまで、慣れるまで毎回オロオロしてしまうのも無理はありません。
会議が終わって帰り際、エレベーターで一人の新しい先生と一緒になりました。駅まで一緒に帰りました。
日本語教師として、プライベートレッスンのキャリアを持っていらっしゃるけれどもクラスレッスンは初めてだそうで、とても不安な気持ちを話してくださいました。
お気持ちはとってもよく理解できました。
でも、クラスレッスンって、楽しいですよって、力説してしまいました。
「1対1の授業だと、学生が困っているときに助けを出す人がいないけど、クラスレッスンは思わぬところから発言があったりして、そこから話が広がることも多くてそれが、すごく楽しいんですよー。」
「あと、学生同士が教え合っている様子を目にできるのも教師としてすごく嬉しい瞬間です。私が教えるよりよっぽどその方が彼らの成長にもなるし・・・。」
ここまで話したところで、駅の改札に来てしまいました。
でも、先生の表情はすっごく晴れやかで、「先生のおかげでクラス授業が楽しみになってきました。」と言って、深々と頭を下げてくださいました。
授業が始まってしばらくしたら、また、お話ししたいなって思いました。
「初めてのクラス授業はどうですか?」って。
もちろん、クラス授業だからこその大変な面もありますが、楽しさを感じてやりがいに繋がればいいなと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また、次のnoteでお会いしましょう。
(画像 :Bing Image Creatorで生成)