求めているのは結果だけじゃない
どうも、ボイスカプセルの小西です。
私たちボイスカプセルは週1回のラジオ配信、note毎日投稿に加えて駅伝部の活動などを主に行なっています。
日々、ラジオやnoteのネタ探しのために色々な情報にアンテナを張って生活しているのですが、やはり自分たちの活動に関連するニュースには敏感になります。
青山学院大学陸上部監督で、メディアでも幅広く活躍されている原晋監督がこの度「絆ランニング倶楽部」というクラブチームを立ち上げたというニュースを見つけました。
「絆ランニング倶楽部」は競技人口の拡大を目的に、実業団選手のセカンドキャリアや市民ランナーの支援を行います。早速、先日合同練習会が行われ、陸上部の学生と共に大学構内で約30人ほどが一緒に汗をかいたそうです。
実業団選手顔負けの市民ランナーも多く、現役を続けたくても所属チームで戦力になれず引退を迫られる人もいる。今回の練習会には、大学院卒業を機に陸上をやめるつもりだったという参加者もいた。そうしたランナーの受け皿になれないか。現状ではクラブチームの出場資格はないが、全日本実業団対抗駅伝も目指したいという。原監督は「新しい文化を築きたい。夢がある」と意義を強調する。
引用: 2021/6/9 日本経済新聞 朝刊
大人になると何かと行動に結果や理由を求められることが多くなり、新しいことへの挑戦が難しくなります。そのような状況を変えてくれそうな「絆ランニング倶楽部」の活動はとても良い動きだとこのニュースを読んで感じました。
学生時代を思い出してみてください。
小さい頃から将来の夢が定まって、ひとつのことを極めている人を除くと、大多数の人が自分の適性を探るという名目で意味のないことを多くやったものです。体育祭や文化祭、合唱コンクールなんて最たるものです。
クラスで合唱の練習をしたところで、歌が上手くなるわけでもなければ、紅白歌合戦に出場できる訳ではありません。それでも学生の頃は楽しくみんなで歌を歌うのです。そこに明確な目的なんてなかったですよね?
やるからにはその道のプロになりたいとは思いますが、結果だけを追い求めてやりたいことができなくなるのはもっと辛いですよね。
原監督が言っている"受け皿"の輪がもっともっと広がるといいなぁと感じた木曜日の夜でした。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。明日、金曜日はPodcastにてボイスカプセルのラジオ最新版を配信します。お楽しみに!引き続きおたよりもお待ちしております!