バヨリンは『どうぞ』の手のカタチで弾く✨
こんにちは🌞バヨリニスト🎻の外薗美穂です♫
2020年から風の時代に入ったとかで、波動だとか引き寄せだとかいったスピリチュアルな感じの匂いのするワードをあちこちで見かけるような気がしている今日この頃。
スピリチュアルって壺とか買わされるアヤシ〜やつなんじゃぁ、、👀と懐疑的な目で見られる方も沢山おられそうですが、科学の視点からも量子力学なんて学問がグッと注目され始めて久しく、不思議大好きな私はキョロキョロする昨今です。
ところで、、、
私のお師匠様🎻は、レッスンの中で大変脳天ズキューン❣️はワードを絶妙なタイミングで度々仰るのです✨
特に気になったものは、レッスンノートに記録するようにしていますが、年に一回のみの合宿タイプのレッスンなので、ジワジワと記載事項が充実すると言った具合です😆
その中でも、最近ムクムクと蘇ってきた名言のひとつがコレ。
バイオリンは『どうぞ』の手のカタチで弾くんだよ!
あれも欲しい、これも欲しい、これは絶対自分のもの!手放したくない!!って言ってこんな手のカタチ(掌を下にしてグー✊カタチを作るポーズ)にしたら、絶対に上手には弾けないんだよ。
当時の私は、まだよく理解出来てないながらにも、なんか深いな💖と思って、言葉が胸に深く刺さった状態でその場を過ごしていました。
最近、先日記事にもした、引き寄せの法則とバヨリン演奏は、とーってもリンクしてるよね❣️という気づきから、この言葉を再検証してみようと思い、自分自身で人体実験したり、レッスンで生徒さんに試してみたりしているのですが、なかなか興味深いものがありましたので、こうして記事にまとめてみる事にしました。
両手を、おへそよりちょっと上の高さのあたり(胴体から20cmくらいの場所)に揃えて『どうぞ』の手のカタチを作ってみるのと、反対に掌をクルッとひっくり返して『あげない』のカタチを作ってみるのとを比べてみると(興味がある方は実際にやってみてください。)、その際に背中、脇腹、色々な箇所の筋肉の状態が変わるなぁというのを感じれるかと思います。
綺麗に『どうぞ』のポーズを作ろうとすると、意外に捻りが沢山必要となり、背中や上腕が引っ張られ、背筋までが伸びる感じがするかと思います。また、ワキが適度に閉まり、隙の無い姿勢になる、とも言えます☝️
逆に『あげない』のポーズは、自分を渡さないぞ!と身構えている割にはワキが甘々で、どこか隙だらけになってしまうのです。
たとえ『あげない』のポーズをしながら、腕を脇に無理矢理ピタッとくっつけてみたとしても、不意に背後から脇を突かれたら簡単に腕は脇から離れてしまいそうなユルさを感じますし、気合いを入れて『あげない!』をやると、猫背になり、美しくない姿勢であるとも言えるかも知れません。
運動生理学?のような視点から見ると、このポーズの差は『どうぞ』は、より背筋を使い『あげない』は胸筋を使うポーズだと言えるでしょう。
※胸筋を使ってバイオリンを弾くと、楽器の音がつまったような抜けの悪い音になります。
筋肉の強張りからパフォーマンスも柔軟性を欠き、疲れやすい状態になってしまいます。
次に、時代の波に乗って、この事柄をプチ・スピリチュアルな観点を加えて考察すると、、
『どうぞ』のポーズは『受け取ります』のポーズとも言えます。どちらも根底には、対峙する相手に対しての礼儀や謙虚な気持ちが反映された丁寧なポーズであり、一見無防備に自分を差し出しているように感じるにも関わらず、ワキが適度に閉まり、どこかしら、自分自身をシャンと保ちながら、隙が無く、『どうぞ』と言いながら、巡り巡って自分自身に『どうぞ』の心が返って来るようにも感じられます。
『どうぞ』と差し出したものが、巡り巡って自分に返って来た時には、ニッコリ笑って『受け取ります』をして、ポジティブなバイブレーションが循環するのを感じて幸せになれると素敵ですね✨✨✨
バヨリンの学びを通じて、心の学びも同時に行って、美しい心で美しい音を奏でられたらば、こんな素晴らしい事はないのではないかと思ったのでした🥰🥰🥰🥰
Violinista /美姿勢コーディネーター
外薗美穂