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Buenos Aires 2022 〜旅のつれづれ〜その①

こんにちは😘バヨリニストの外薗美穂です。
私は先日、15年ぶりにブエノス・アイレスに行って参りました‼️
わずか2週間強の滞在でしたが、地元のライブハウスでの演奏や、レコーディング、タンゲリア鑑賞、タンゴフェスティバルの始まりを少しだけ堪能するなど大変充実した日々を過ごすことができました✨✨
(収録の音源を記事でもアップ致しておりますので、宜しければご覧になってくださいね❣️)

….とまぁ、ここまではミュージシャンとしての旅の目的を果たした、という事になりますが、今回はさらにこの先があったのでした。
ビバ‼️人生波瀾万丈で、コロナ禍にアルゼンチン人と結婚してしまいましたので、今回の旅は夫との再会、そして夫の友人や両親代わりの(両親は若くして他界しているので)お世話になっている方々と会うという大切な目的もありました。そのような訳で、いくつものパーティに連れ出され大歓待して頂き、沢山の愛に触れて、私のブエノス・アイレス滞在は涙腺がゆるみっぱなしの日々になってしまったのでした✨✨✨

大歓待パーティーはお子様も参加で深夜まで続きました✨

ところで、コロナ禍で感染症対策を厳しく実施していきますよ!と頑張っている日本を出てアルゼンチンに着いてみると、話には聞いていたものの、やっぱりそうなのかという軽い衝撃。
街行く人の9割くらいの人はマスクを外し、コレクティーボという市バスに乗る際や、薬局などの特別なエリアを除いては皆さん適宜にマスクとお付き合いされていて、何とも自然体な感じでした。
咳をしたからといって汚物を見るような目で見られる事もなく、無料のPCR検査所は姿を消し、政府の偉い人が宣言したわけでもなさそうですが、パンデミア?あー、もうとっくに終わってるでしょ?と、ふとした会話の中で普通に過去の事柄だと考えられていることが伺えた時には、小さな浦島太郎になっている自分を見つけて笑ってしまいました。日本もこれくらいの自然体で暮らせるようになると素晴らしいのだけど。。。

ヴィンテージ物のバスが路上にシレっと止まっておりました。

さて、初めての訪問時2008年のアルゼンチンは、今よりもずっと好景気で街は活気に溢れており、それから何回か経済的な危機を乗り越えパンデミアを経て2022年、今年のブエノス・アイレスは、テナント募集の張り紙をあちこちで見かけるようになり、路上生活者も増えたように感じましたが、何とも言えない人懐っこい空気感は健在で、街は変わらぬ優しさで私を迎えてくれました✨

可愛い落書き発見💕

今回はかなり生活者目線でのブエノス・アイレスを体験出来た気がしていますが、驚きであったのは食に関してです🍽

前回の訪問時は、到着初日によくわからず入ったファミリーレストラン風のレストランで食べたスパゲティが、※ちゃぶニチュード7.8クラスのシロモノで、それからというもの外食は軽くギャンブルなんだなぁというイメージがついてしまい、 なるべく食の冒険をしないように過ごしていました。

※ちゃぶニチュードとは、野瀬 泰申の著書、全国マズイ店列伝から来た言葉。マズさレベルをちゃぶ台をひっくり返す規模で測る。

日本では、大体どのお店に入っても味の平均スコアが高く、こういったちゃぶニチュード体験はなかなか出来ないので、そこから推測してこの国の人は食に対する関心があまりなく、だからこんなマズイ食べ物を提供し続けてもお客さんが来なくなるなんてことはなく、やっていけるのかもしれないな、、などと解釈していました。
しかし、それもどうやら違うらしいぞ、という事が今回の大きな発見です。

美味しいものは沢山あった!

移民の国、アルゼンチン🇦🇷
イタリア、スペイン、フランス、色々な国から移り住んで来た人達で作られている国なので、アルゼンチン料理というバチッとキメている感じのものが無い代わりに、ヨーロッパの様々な食文化が人々と共にお引越ししてきているわけです。中でもイタリア系の人が6割を占めていると言いますから、絶品パスタに出会える率も高い、と。しかしスパゲティは柔らかめが好みの人が多いようで、ふにゃふにゃ&水切り不足によるビショビショ麺遭遇率高し‼️(初回訪問の悲劇はここにあったようです😭)
パスタとひとことで言っても、本当に様々なパスタがあるのを存じておらず、レストランとしての専門店ではなく、調理前の生状態の様々なパスタを売るパスタ屋さんなるものがある事を知りました✨✨✨

$マークはペソです😆
このソレンティーノというUFOみたいなパスタがウマウマ❤️
オムレツみたいなトルティーシャも売っていました✨
春巻きみたいなパスタ💕オーブンで焼くのだそうです
奥のは様々な種類のパスタソース
店内は、お客さまがひっきりなしに来ていました‼️

今夜はパスタにしましょう、と言って買いに来て家で茹でたりオーブンで焼いたりするわけです🍽

我々もラビオレを買って帰り頂きましたが、大変美味しかったです♫

しかし、何でもサイズ量ともにドォーン‼️なボリュームな上に、料理の見た目にあまり過度な気遣いをしない国民性からか、全ては、がーん❗️と作ってボーンッとお皿に乗せてドォーン‼️と出す、といった感じです😆(超高級レストランだったらもう少し見た目を気にするかも、ですが)

ブエノスアイレスNo.1なピザ屋さんのピザもドォーン‼️

いやはや、食の話は楽しくて尽きませんが、今回の旅のつれづれはここまで。

長々と読んで頂きありがとうございました😊

最後にオマケ画像を🍖

道端焼肉をパンに挟んで食べるお兄さん達✨📸カメラを向けたらイケるよ❣️のポーズしてくれました😆
せっせと肉を焼くおじさん🥩🔥良い匂いが数メートル先まで届いて居ました🤤😋

次回は旅のつれづれ②食文化デザートについて書いてみたいと思います❣️
良かったらまた読んでくださいね😘
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