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謎の不調ばかりだった40代

基本的に寝付きも、寝起きもよいのは小さな頃から。
楽観主義で興味あるものはとりあえずやってみよ。
なんとかなるし、なんとかしてきたこの50年。


なんとかならぬのでは?
となったのはここ数年で、今51才。
きっとコロナもあったから気持ちが沈むのも仕方ないと思っていたけれど、
そうでないのでは?
と思い始めたのが50才を迎えた頃。


40才少し前からあまり体調が良くなかった。
謎の咳にぎっくり腰、平熱は35度台。
貧血状態がデフォルトでいつも冷え切っていた。
腰も痛いし、腕も痛い、足も浮腫むし、顔色も悪い。
血圧もとにかく低かった。
忙しくなると2〜3kgすぐに痩せて、いつもふわふわしていたっけ。
仕事も忙しく、慣れない子育てで自分の身体と向き合う所ではなかったから、誰かが「ここが良かったよ」と言う場所に出かけて見てもらったり施術してもらったりして、その場をなんとか切り抜けていた。


そんな40代前半にある出会いがありました。
ある先生に「背中が丸まり、肺が圧迫され横隔膜と癒着していて、肺がうまく動いていないよ」と言われたのです。
???
ん?どう言うこと?となるわけですよ。
説明されてもよく分からず、とりあえず施術をしてもらった。
目をつぶっていたから何をされたかは分からなかったけど、あばら骨と横隔膜がミリミリと剥がれる音がした。
え!そんなことある?
と思っていたら、最後に鎖骨を持ち上げられた。
え!身体浮いてるよ!と思った瞬間、肺に空気が一気に入ってきた。
あ、呼吸するって、こう言うことだった、と思い出した。
わたしはその頃、呼吸してなかったのです。



通りで。
呼吸すると楽になるよ。とか、力が抜けるよ、と言われていたけど、全然そんな事はないではないかと思っていた。
何だか逆に息苦しいとまで思っていた。
そんな事も分からなくなるほど身体は縮こまり固まっていたのだ。

料理をよそる時に息を止めることが癖になっていた。
前傾姿勢が当たり前の料理の仕事。
知らぬ間に背中が丸まり骨盤が後傾し、下っ腹が出る猫背特有の姿勢になっていた。
それを無理矢理起こしてるから、腰にも、背中にも足にも負担がかかっていた。
その日を堺に謎の咳は出なくなった。



どんなに調べても原因不明の咳は肺の悲鳴だったんだなーと改めて思い出す。



そんなわたしの不調はこの頃から始まっていたのです。



写真は息子を保育園に預け始めた頃、わたしが40才の頃から作っている朝ごはん。
味噌汁とごはん。
ごはんには何かをのっけて。
毎日考えずとも作れて、簡単に運べ、できるだけ洗い物を減らす事を考えた朝ごはん。
この11年、何も考えず、流れるように作ってます。


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