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運動指導やセミナーである「良い質問ですね」という瞬間

夕方にもなると、あんなにも明るかった空がもう夜を感じさせる出水市です。
季節の変わり目だからか、暑くなったり、涼しくなってみたり。
とはいえ、いまだに半袖で過ごせるとなると、年々季節感がなくなってきています。

ふと感じたのですが、運動指導やセミナーで「良い質問ですね」ということを言う瞬間が多い。
そんな瞬間を思い出すと、
①私が先回りして質問の答えとなることを「伝える」と言う必要性があったと、振り返ってみたり。

②私自身が気づいているようで、気づいていないことに気づかされることがあります。

その運動の意味やポイントを先回りしなくてはと気づかされる質問


まずは①ですが、運動指導やセミナーにおいて、「ここはポイントで押さえておいて欲しい!」ということを先回りしてお伝えしないといけない場合です。
クライアントさんが初めてする運動があるとすると、「その人になぜその運動を進めるのか?」の意味と実践方法やポイントを伝えてから実践していただいています。
なのでできるだけ先回りしてそうしたポイントは抑えたいところ・・
なのですが、そこが薄いと、
どこに効かせたらいいですか?
どこに効いていたら正解ですが?
という質問が出てきてしまいます。
良い質問なのですが、できれば私が先回りしてそのポイントをクライアントさんが抑えつつ運動できたほうがいい。
目的とポイント通りにその運動ができているのか?いないのか?でクライアントさんの体感が違います。

長年セッションを受けてくださっていたり、通ってくださる会員様は感覚が鋭いのでこういった質問をくださいます^^
その運動の意味やポイントがスーッと入ってこれるように、私も先回りしてお伝えできるように精進します!

そして、②の場面。

私が気づいているようで気づいていなかったり、その表現があったか!という質問

先日も、セミナーの際に受講生の方から質問があり「良い質問ですね!ちょっと後で皆さんにシェアさせてください!」という場面が、

こうした場合、その人の疑問や解決だけでなく。
みんなの疑問でもあったし、解決したいことだった。
ということが多いのです。

週末は宮崎でセミナーをさせていただきました。スタッフさんも会員様も参加され、
指導もとてもお上手です^^

セミナーであれば、現場を想定した時に、「こういった場合や、こういったクライアントさんがいた場合にどのように説明したらいいか?」という基本を活用した上での応用法の発見や、解決になる場合が多いです。
そうした場合にすぐにみなさんにシェアするのですが、皆さん「うんうん」とリアクションをくださいます。まさに質問をくださった方がヒーローになっている状態にも見える瞬間です^^

2週間前は隼人町のジムでセミナーをさせていただきました、素敵な会員様とスタッフの皆さん。

講師としては、次からこういった説明や言い回しにしてみよう!と経験値にもなります。

また、セッションでいただく質問では、
「この運動するときはこういった疑問が生まれやすいのか!」
「この運動する時にこうした気持ちになる人が多いのか!」
であれば、こうした表現の方が伝わりやすいかも!?
この運動を自宅エクササイズで伝えたAさんは家でどう実践しているかな!?
などなど、これもまた気づきをいただきます。

質問をいただくことで双方に「考える」という瞬間が出てくるので、
エクササイズやセミナーでの理解が深まる瞬間でもあると思います。

また質問の意図を理解しようとするとその方の頭の中を覗かせてもらっているような感覚にもなり、目的や普段の様子まで把握できることにも繋がってくるので、思わぬ気づきがあったりもします。

というわけで、先回りして困りごとを解決できるように。
そして、質問をもとにさらに喜んでいただけたり貢献できるようにしっかりと「人の話を聞く」ということを丁寧に行なっていきます。

結局はそういったやりとりをさせていただくことが好きなのだと気づきました。
というわけで、セッションでもセミナーでもどんどん質問してください😋

10月のセミナーでお世話になった皆様、本当にありがとうございます!



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