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生きづらさの始まりの理由

実に当たり前に、思えることなのですが。
本当の意味で、なかなか気づく、受容するのが難しい。
わたしは頭で理解しても、本当に分かるまでかなり時間がかかりました。
それが、

“私たちはある限られた家庭環境の中で育つ為、いかにそれがおかしいか、狂っているかにある意味、気づかずに成長し、過ごしていくということ。”

何となくはおかしいな、、と分かるけれど、やはり、その状態を当たり前として受容して生きていて。
そうするより他、方法が無い、、というのが、実際のところ。

言うまでもなく、ある程度の年齢になるまでは、経済的な独立は難しい。
雨風をしのぐ家が必要。

両親、養育者に頼るより他、方法は無い。

大変かなしいことだけど、自動的に。無意識的に。
自分自身を守る術として、”気づいていない”がなされていくとも言える。

“気づいていない”ことが、
本当は感じているはずの苦しさや、辛さを覆い、健全だろう本来の自分から、自分自身を遠のかせている。

この状態で生き、気ごころの知れた友人たちとの関係性から、仕事の人間関係へ取り巻く環境が変わっていく頃、苦しさを感じ出し、生きづらい状態に自分があるということに気づいていく。
もっと幼い頃に、いろいろなことが起こっていた方もいます。

不調和が著しくある家庭では、
子供にとっての恐れや怯えが存在しており、
心身を育んでいくはずのとても大切な時期に、緊張や傷が深く刻まれて。

それが、様々な社会という場に出た時、リラックスした家庭で育った人よりも、緊張を感じやすくなる。
傷によるとっさの本意ではないリアクションを起こす。

緊張や傷はわたしたちを、本来の自分から遠のかせます。

今週は、生きづらさ、くるしさのスタート地点の成り立ちについてでした。

大切なのは、その原因が、
外の要因の影響から起こってきているということ。
ナラティブセラピーのスローガンの一つとなっているように、

“人が問題なのではなく、問題が問題なのである”

です。

あなた=問題では決してない。
このことをどうかいつも。
心に思い出せるようにしていてください。
わたし自身も、自分に何度となく思い起こさせています。とてもとても大切なことに感じるからです。

いくつからでも楽しくなります!
いつからでも遅くない!

きっと、あなたも大丈夫!

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