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頸椎ヘルニア発症で、今年は国内ランキング2位で終わりそう

私はブラジルで練習しているアマチュアキックボクサーで、現在国内ランキング2位です。頸椎ヘルニアを発症したため、ランキングはこの位置に留まる見込みです。もし1位を獲得していれば、南米上位を目指せる可能性もありました。

頸椎ヘルニアの発症

初期症状

症状が出始めたのは昨年6月で、ランニング中に右肩甲骨に違和感を感じました。最初は肩こりだと思っていましたが、首に原因があるとは考えませんでした。

第1波

今年1月、スパーリング中に強打を受け、頭部に衝撃が走り、その瞬間、首から右手指先までしびれが広がりました。肩甲骨の違和感もあったため、マッサージで数日後には症状を和らげました。

第2波

3月のスパーリングでも強いパンチを受け、再びしびれが発生しましたが、4月と5月の試合に向けての練習は続けました。試合中、グローブの中で手が冷たく感じ、流血しているのではと心配するほどのしびれがありました。血が出ていないのを確認してほっとしました。しびれはすぐに治ると楽観していましたが、後にリハビリの医師からは、スポーツ選手は痛みを自覚しにくく、治療が遅れがちだと指摘されました。

治療

ネットで調べて頸椎症の類だと分かり、薬を購入しました。公立病院にも行きましたが、その顛末はまた別に書きます。服用していた薬は神経系の強いもので、夢遊病のような症状や長時間の意識のもうろう、むくみによる体重2kg増で辛い思いをしました。

私立病院に行き、正式に頸椎ヘルニアと診断され、リハビリが始まりました。現在4ヶ月目ですが、最初はトレーニングどころかトントンと階段を降りることも首に響くので禁止されました。10月の大きな試合には間に合うと思っていましたが、回復が遅れ、出場を断念しました。

ランキング2位で終わりそう

私にはおなじみの対戦相手がいます。彼女は一昨年、世界大会で優勝しましたが、今年は大けがで全試合を欠場しています。世界チャンピオンがいない今こそチャンスだと思い、どうしても試合に出たかったのです。今年は国内1位になって南米大会への切符を手に入れる絶好の機会でした。

しかし、頸椎ヘルニアを抱えたまま参加した5月の試合で負けて2位に終わり、挽回のチャンスだった10月の試合にも出場できませんでした。結局、今年は2位のまま終わりそうで、本当に無念です。

現在の状況

実は、先日のH2Oのライブ(これもまた別に書きますが)ではしゃぎすぎて症状が悪化してしまいました。主観的には95%まで回復していたのに、80%に落ちた感じです。医者に何かしたかと聞かれたとき、(さすがですね)「んー、公園で変な体勢で木にもたれかかって本を読んでいたからかなー?」と答えました。それも嘘ではないですが。

今週の診察で、ついにシャドーボクシングの許可がおりました。まだ首に衝撃がかかるサンドバッグやミット打ち、全力のランニングはできませんが、大きな進歩です。リハビリを始めて半年になる来年1月を過ぎても全快しない場合は、手術を考えることになるそうです。(来年の1月はbad mannersを見に行く予定が…。)

とにかく今はリハビリと栄養バランスのとれた食事と休養をしっかりすることをこころがけています。


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