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友人の実家から玄米を購入して、自宅で精米して食べる暮らしについて
2019年4月から、兵庫の「キヌヒカリ」を月に10kgほど玄米で購入する事にしました。
いきなり玄米100%で食べるのは抵抗があったので、7分付き(精米具合が70%という事)で初めて、後々は5分付きにしたいなと思ってます。なので、精米器も買いました。
精米したては鮮度が良いせいか、スーパーマーケットで買うものとは違い、味がしっかりしていて、家族も満足してくれています。
この玄米は、僕の息子の同級生のおじいちゃんが兵庫で作ってくれています。
身近と思える人が、心を込めてつくったお米は、農協や卸を通過しないので、他の農家の米と混ざりません。
流通経路はシンプルで、兵庫から友人の実家に直送され、そこから手渡しで受け取ります。
食べ方は、自宅精米で7分付き玄米。
その結果、スーパーマーケットで買う米よりも鮮度が良く・価格も安く買うことができ、更に普通の白米と比べると栄養価も高いまま食べる事ができています。
身近と思える人から美味しいものを提供していただき、その対価を支払う生活にとても満足しています。
栄養価について
玄米の栄養価についても触れておきますね。
完全食といわれる玄米は、白米と比較するとビタミンB1・B2をはじめ、鉄・食物繊維・カルシウムといったメジャーな栄養素が多く含まれるだけではなく、「ナイアシン」という“若返り効果”がある栄養素も含まれています。
白米から玄米にしただけで、栄養が高まるわけなので。
食べる量は変わらないけど、栄養価で考えると1品増えていると言えます。
上記は、理想の暮らしの着地点。
ここからは、この着地に到達するまでの、これまでのお米についてを振り返りや課題整理の結果等についてご紹介します。
※栄養価に興味がある方は、ぜひ以下のサイトを参照ください。
課題整理:主食調達の問題点
2018年度は、ふるさと納税(泉佐野市)でお米を買っていました。
1回あたり、15kgを買っており年間のコストは3万円。しかし、ふるさと納税なので実質は600円。
コストとしては魅力的でしたし、自宅まで配送されるので、手間が少ないというメリットはあるものの、満足とはいいがたい状況でした。
当時かかえていた課題は、
1)1度に15kgが届くので、保管場所に困る。
2)15kgを食べきるには4か月程度かかるので、酸化が進んだ米を食べざるをえない。(精米後、米はどんどん酸化する)
3)ふるさと納税での米販売は、販売時期が未定なので、定期的に状況チェックが必要で面倒。
4)届く時期が不確定。結果、お米が切れてスーパーマーケットで買い足すこともしばしば。よって、最大18kg程度の保管をしていた。
購入先が、泉佐野という事もあっての問題かとも思われましたが、コストを優先すると、泉佐野の15kgセット(1万円)が一番よかったのです。
安くても、不便なのは嫌だなと思っていたけど、スーパーマーケットで購入していく生活も味気ないなと感じていた時に、ある出会いがありました。
玄米生活を検討した切っ掛け
サバイバル登山家であり、私の師匠(勝手に師匠と呼んでいる)の服部文祥さんの存在を知ったことが切っ掛けです。
師匠は、登山時には食料として玄米を持って行っており、普段の生活では玄米を都度精米して食べているとNHKの番組で知りました。
いつか、自分もサバイバル登山に挑戦してみたい。その時は、きっと玄米のお世話になると考え、玄米について調べる事になりました。
※サバイバル登山ついて
サバイバル登山とは、「山に対してフェアでありたい」という考えから米や調味料のみを携え、道中カエルやイワナをつかまえたり、猟銃で鹿を狩りその場でさばいたり、自給自足しながら誰も踏み入らない山の中を旅することです。
※師匠について
課題と理想像の整理
コストメリットだけでは理想の暮らしにはならないことに気づいた。やはり、便利であることは欠かせない。
理想像を整理すると以下のようになりました。
1)必要量を適宜準備。専用の保管場所を作りその場所からはみ出さない。
2)白米 < 玄米 = 必要な栄養価を玄米で得る。
3)玄米生活は、サバイバル登山に有効。
ここまでの流れで、玄米をスーパーマーケットか米屋から。という選択肢になっていたところ、息子の同級生の父(パパ友)からお米(白米)をもらう。
これが、とても美味しかった+スーパーマーケットで買うより安かったので、定期購入を決めました。
先日、4家族(大人8人・子供6人)が集うキャンプにこのお米を持っていったところ、全員から評判がよく、2泊3日で1升5合ほど食べました♪
まとめ:ぼくにとってのベスト
1)身近と感じる人から、美味しいものを提供いただき対価をお支払いする事
2)新鮮で美味しくて、栄養価が高い玄米を食べられる事
3)供給量が適量である事
4)できるだけ安い事
です。
今回は米でしたが、これからも、いろいろな角度で「理想の暮らし」について考えていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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