電通を辞めて、ガールズバーで働いてみて気付いたこと
こんにちは、ビバです!
私は、電通で営業として働いていましたが、3年で辞めてしまいました。その次に選んだ仕事が、ガールズバー。
こないだまで大手クライアント相手に商談してたのが、男性相手に接客する日々。
想像もしてなかった世界でした。
今日はその話を書いてみます。
親には言ってないけどな!笑
電通辞めたぜ!
私は、電通で営業として働いていました。
でも、私の所属する部署には、デジタルに不慣れで、知識も考えも時代遅れのくせに、やたら高給取りの正社員おじさんばっかり。
その一方で、彼らよりも低い給料で、彼らよりも働く契約社員の私。
この環境で働くモチベーションを保てず……おじさんたちの面倒をみるのも疲れて……限界を感じ、あっさり辞めました。
退職後、憧れのニューヨークへ飛び、時間もお金も全く気にしないで1ヶ月間毎日遊びまくりました!(圧倒的解放感!)
でも、その衝動か、帰国後、急に働きたくなったんです。(社畜の残像)
そんなこんなで、とにかくすぐに働けて、すぐにお金が貰えるバイトを探してヒットしたのが、ガールズバー。すぐに体験入店に行きました。
ガールズバー、デビュー!
初めての夜のお仕事デビュー!
まずは、3時間程度の体験入店!
お店のママから基本的なルールを教えてもらって、すぐにお客さんの相手をしました。
元営業だし、お酒飲みながら男性とおしゃべりするくらい楽勝だろうと軽んじてましたが、これがまぁ甘い考えでした。
なんというか、お客さんの癖が強くて、みんな個性的。ママの指示で、ローテーションしながら色んなお客さんについていくのですが、まるでゲームの各ステージをクリアするかのごとく、それぞれの攻略法を模索してました。
会社の上司を接待するのなんて、可愛いもんだったなーとここで痛感。
私なりのお客さん分析
ガールズバーのお客さんは、100%男性でした。女性は一度も接客しなかったな。
そして、ガールズバーで働いてみて、お客さんって、超ざっくりと!私なりに!以下3タイプに分けれるなと思いました。
(もちろん例外もいますが)
1、下ネタ大好き系
まあ、こういうお店なのでしょうがないですが、男性諸君、下ネタ大好きすぎるだろ!笑
電通の飲み会でも下ネタはよーく話しましたが、そんなレベルじゃなくて、もっともーっと下劣www
お客さんだって昼は普通に働いてる方々だろうに。もしこんなことを会社で言ったら人生終わるだろう。と何度思ったことか。
きっとこの令和の時代、こんな下ネタ言える場所がなくて、ストレス溜まってんのかなー?と思いながら、笑顔で聞いてました。
これ以降、テレビで芸能人やスポーツ選手、政治家、頭良さそうなコメンテーターと誰を見ても、「でも、この人も下ネタ好きなんだろな笑」と変な見方をするようになってしまった笑。
2、説教したい系
無知な女の子に、説教したい系のお客さん。
客「これ知ってる?」
ワイ「えー、なにこれ。知らない。」
客「なんだよ、そんなことも知らないの?だめだなー、教えてやるよ!」
ってな感じです。
もっとキツい人もいました。
きっと相手に自分が知っているなにかを教えてあげることによって、優越感を感じているんだなと理解し、こういうタイプの会話には全て「わかんなーい」とできるだけ可愛く答えていました。
まあ、それ知ってるけどな!
(切れ味すみません)
なぞなぞをいっつも出してくるお客さんがいて、一度正解したら気分を害されていたので、それ以降全てわからないとしてたこともありますwww
3、自慢したい系
とにかく自慢したいお客さん。
同じことを何度も自慢する人、ご自慢の写真はスマホからなぜかいつでもすぐに見せることができる人(たぶんいつも見せているから)とか、仕事の自慢も多かった印象。
あとは、もう些細なもの。
交友関係とか趣味とか性欲の強さとか。
ガールズバーで働いてみてわかったのは、男の人って自慢するのが大好きなんだーということ。そしてめちゃめちゃしゃべる。
そーいえば、電通のおじさんもそうだったな。女性アイドル好きな私に「俺、あのアイドルからコンサートに招待されたことあってさー」と何度も自慢する人いたわ。
10年以上も前の過去の功績を、一生自慢してる電通おじさんもいた。開成中学受験の自慢を未だにしている50代の電通おじさんもいた。あと、過去の俺の女って美人だろ?って、スマホから過去の女性の写真をいつでも瞬時に出せる電通おじさんもいた。
あ、ちなみに私は電通おじ大嫌いです笑。
電通もガールズバーも
こうしてガールズバーで働いてみて気付いたことがあります。
電通で働くのって大変だった。
でも、ガールズバーも想像以上に大変だった。
だから、仕事頑張る方って等しくすごい。
電通でクライアントや社内政治に揉まれて働くのも辛かったけど、ガールズバーで毎日個性強めのお客さんの相手をして、上手く会話するのも、それはそれは…まぁ難しかった…!
今までは、弁護士がすごいとか、医者がすごいとか、大企業すごいとか、ガールズバーなんて楽勝でしょ、とかちょっと色眼鏡で職業を見ていた自分を反省しました。
働くって、簡単なものなんてなくて、
どんな職業にも大変な部分は必ずあって、
だから、仕事に優劣なんてなくて、どんな仕事だって頑張ってる人は等しくすごい。
もし、自分なんて……たいした仕事してないし……とか自信のない人がいたら、そうじゃないよー!とわからせてあげたい。
道端の人に、あなたの仕事をお願いしても、きっとすぐにはできないと思うし。
ほんとにこれはいい社会勉強でした!
それでは、アディオス!