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#4 浜離宮恩賜庭園に行ってきた

 台風のせいで連休どころではない所もある一方、東京は土曜日まで天気が持ちそうだったので、浜離宮恩賜庭園に行ってきた。今回は汐留駅から歩いたけれど、高層ビルと首都高に阻まれて何やら遠回りさせられてしまった。ルートを最適化すればかなり近いと思う。入園料は¥300、年間パスは¥1,200。安い。もっとも、この安さは後で取り返されることになるのだけれど…

入場してすぐのところ。奥に高層ビルが見える。
芝生はやや毛足が長いがよく整っている。写っていないけれど、トンボが大量にいた。
池まで出てきたところ。

 浜離宮の特徴的なところは周囲の高層ビル群で、東京湾方向以外は基本的に高層ビルが視界に入る。これがなかなか映えるというか、大都会と日本庭園のコントラストがとてもいい感じである。首都圏には日本庭園を設えた公園がいくつもあるけれど、周囲の近代建築と一番調和しているのは浜離宮なのではないかと感じる。

右手にあるのが茶屋。中島の御茶屋というらしい。
枯山水的な庭先。
冷やしお抹茶と上生菓子¥850也。おいしかったです(白目)
茶屋からは池の周囲が一望できる。

 エビアンも¥110で売ってたし別にぼってる感じはない。テラスに出るもよし、屋内から外を眺めるもよし。うるさい輩もいないので静かで良い場所だった。ただ、ここが東京都中央区であることを思い出させてくれる、そんな価格ではあった。

木陰のある小径。
石段にはコケとシダが繁茂していた。
東京湾側。汽笛が鳴り、海の匂いがする。

 浜離宮内の池は水門を隔てて東京湾につながっているので、一応汽水域なのだろうか。看板を見たら池にはアカエイがいることもあるらしい。

魚がメチャ跳ねており、池が波立っている。跳ねてる理由は知らない。
小高い丘からの眺め①
左手後方にレインボーブリッジが見える。
小高い丘からの眺め②
小高い丘からの眺め③

 庭園内には見晴らしのいい丘がいくつかある。丘の上には腰を落ち着けるベンチもあるので、ぼんやりするにはちょうどいい。なんかどこかで貸し出してたらしく、和傘を日傘にしている人たちを見かけた。

 浜離宮、全体的に金かかってんなーというのが率直な感想。来るのは2度目だけど、庭園として謎の別格感があった。ファミリーよし、ソロランよし、年配の人よしで隙がない。学生のウェイウェイだけが排除された至高の空間だった。

おわり

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