謎ひらがなの爆誕(年長時代)②

お習字の先生に注意されたにも関わらず、
ひらがなの「ほ」の右半分を
「ま」と書いてしまい、
ドキドキしている年長のワイである。


おばあちゃん先生は子どもたちの作品を
ぐるっと見て周り、
間違っている子には指摘する。


もちろん私も指摘される側の1人である。


「ここははみ出さないようにね」

ただでさえ周りとの園生活への慣れ具合が異なっており


ビミョーな劣等感に苛まれているワイである


ヒヤヒヤ…言われちゃった…嫌んなるわ…早く家帰りたいわ…お母さんに会いたい…



もう一枚書きましょう、ということになった。



わたしの良くない特徴(?)というか、
ご指摘を受けて落ち込んだにも関わらず
すぐにぼーっとした気持ちに戻る部分があった。


ちなみに未だある。




晴れない気分で書いた、2枚目の「ほ」。





またしても右側を「ま」にしてしまった…。
「謎ひらがな」Part2である。



2度目の先生がぐるっと見るタイム、
「あなた、さっきも間違ってなかった」との指摘。




さすがの私も焦りを感じていた。




私は言った。





「ちょっと間違っただけ」




咄嗟の言い訳すぎる。
ちょっとの間違い「だけ」ではない。



2度も間違えているのである。



そんな言い訳を真剣にしたものだから、
先生も苦笑と呆れのため息を残して
離れていった始末である。



そんなこんなで、年長児なりの
心配なことリストに、
「お習字の時間」が追加されたのであった。



ちなみにアラサーとなった今はさすがに
ひらがなの「ほ」は間違えずに書けるが、
相変わらず過ちは繰り返す女である。


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