アラサーY子

アラサー働き女の日常と非日常、一人旅シリーズ等をかいてゆく~

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最近の記事

椿の咲く頃に②(休職時代)

自分の出来なさに傷ついて惨めな気持ちになっても 上司や同僚の言葉に傷つけられて絶望しかけても 平気なふりをしていたのであった。 「給料泥棒」 「子どもの行動は人を見てやってる。 あんたはなめられてるよね」 「判断力が弱い」 次第に自己嫌悪になっていることさえ 自分にとっての当たり前になってしまった。 でも心は十分に傷ついていた。 見ないふりをしていてもだ。 身体は痩せ、 気力を全て失ったことで、 心の状態を身体と頭によって思い知らされた時に 休職になった。 もは

    • 椿の咲くころに(休職時代)

      20代。保育士。 休職していた。 好きな仕事、やりたかった仕事に就いたはずだった。 希望の道に進んでいたはずだった。 現実は厳しい。 やりたいことだから 上手にできるわけではない。 頑張ったから、心血注いで努力したから、 たくさん考えたから、 上手にできるわけではない。 一つ年上の「デキル」先輩との差も歴然だった。 あの先輩が今の私と同じ年次の頃なら、 既に保護者懇談で先輩保育士が 付き添いに入ることなく、 1人で対応していた。 大きな園内行事のリーダーを託されて

      • 謎ひらがなの爆誕(年長時代)②

        お習字の先生に注意されたにも関わらず、 ひらがなの「ほ」の右半分を 「ま」と書いてしまい、 ドキドキしている年長のワイである。 おばあちゃん先生は子どもたちの作品を ぐるっと見て周り、 間違っている子には指摘する。 もちろん私も指摘される側の1人である。 「ここははみ出さないようにね」 ただでさえ周りとの園生活への慣れ具合が異なっており ビミョーな劣等感に苛まれているワイである ヒヤヒヤ…言われちゃった…嫌んなるわ…早く家帰りたいわ…お母さんに会いたい… もう一

        • 謎ひらがなの爆誕(年長時代)

          思い返せば、物心ついたときから何となく不安が強い人生を送ってきた。 2,3歳頃は近所のスーパーで着ぐるみと遭遇してしまうのが怖くて スーパーマーケット渋りを起こし(登園渋り風の表現)、親や祖母を困らせた。 幼稚園には年長から入ったものだから、クラスメートたちはみんな、 2年間ないし少なくとも1年の園生活を経験済みであった。 まず入園初日の始業式で周囲が当たり前のように歌う園の歌にも ついていけない。 口パクでたまに小声が出るくらいの感じで歌っている雰囲気を一応醸し出し

          ネガティブ心配性女

          絶望的タイトルの初投稿である noteと言えば見出しなど皆さんはつけているが、これは色々合っているのか…? 訳もわからぬまま書き始め、改行するたびに文章の左側に+マークが出てくるが…!?これ全部見出しになってたらどうしよう…?などと奇妙な不安を抱き始める始末である。 さて、絶望的タイトルの詳細だが、こちら、自身のキャッチコピーとでもいえよう。 言葉通り、ひたすらにネガティブの心配性なのである。 過剰なほどのネガティブと心配性は余計なストレスを大量生産する。 特に、

          ネガティブ心配性女