2024年8月5日、
東京都府中市武蔵野にあるサントリー・〈天然水のビール工場〉に行ってきました
ほぼ全員がビール工場は初めてという19名の社員。ビールづくりのこだわりと想いを学んできました
武蔵野台地の天然水を使ったサントリービール府中工場
サントリービールは天然水にこだわり、
研修に行かせていただいた武蔵野工場合わせて全国4か所(京都・群馬・熊本・武蔵野)の〈天然水のビール工場〉でビールを製造しています。
サントリービールと水 原料のこだわり
奥多摩の自然豊かな森林から安定した天然水が採れることで、原料の厳選、製造にこだわることが出来るそうです。
ザ・プレミアムモルツでは、ビールに適した二条大麦麦芽の中でも希少なダイヤモンド麦芽と、自然にろ過された地下天然水を使用することで素材の旨味を引き出しているそうです。
工場内を回りながらこだわりを学ぶ
工場見学は、素材選び⇨仕込⇨発酵⇨貯酒⇨ろ過⇨パッケージングと順を追って見学させてもらいました。
素材選びでは、大麦を実際に食べてみて、ホップの香りをかいで、ビールの原材料を体感しました。
貯酒~品質検査~パッケージング
実際使われていた貯酒タンクを通り抜けていき、タンクの大きさを体感!
品質検査はデリケートなのでVRを使って、出来上がり前のビールだけではなく、その前の原料からすべての品質検査を体感していきました。
生ビールの価値は飲食店でしか創造できない
見学後はセミナールームで品質管理のセミナーを受けました。ポイントは生樽3原則・こだわり2か条
【生樽3原則】
・毎日の洗浄
・静置冷却
・適正なガス圧
【こだわり2か条】
・きれいなグラスと自然乾燥
・うまい樽生の注ぎ方
そして最後は、ビールの注ぎ方でビールの味わい、価値が大きく変わるという講義で、瓶ビール、缶ビール、飲食店の生ビールの違いを分かりやすく解説していただきました。
・瓶ビール≒グラスに雑に注いでしまった生ビール
・缶ビール≒丁寧に注がれたけど泡をつけなかった生ビール
・飲食店の生ビール=神泡がついた美味しい状態が続く、家では飲めない価値あるビール
ビールの試飲
講義の中で、実際にカニ泡ビールと神泡ビールの飲み比べをしました。
その後は、プレモルとサントリー生を試飲!
みんなこの時を待っていた!?
みんなの感想
研修後に皆さんにアンケートに回答していただきました。回答内容はこちら 皆さん、良い刺激をたくさん受けていた様子でした。ぜひ、店舗へ持ち帰り、実践して最高の生ビールを提供して『うんめっ!』を頂きましょう!
最後に
生産者様のこだわり、想いをつなぐのが飲食店の役割です。今回もたくさんの気づき、学びがありました。そして、『美味しいビールを最後に仕上げるのは飲食店に託されている』というメッセージも頂きました。
1杯のビールを注ぐのも、そんな思いを浮かべながら提供すると私たちも気持ちがぐっと高まります。そんな貴重な時間を頂き、サントリーの皆様、本当にありがとうございます。