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魂のしずくに出会う旅

友人と旅の話をシェアしようと、落ち合った。 数カ月ぶりの再会だったからか、なかなか旅の話にならない。 旅好きのふたりとしては話題が熱いうちに話しておきたい。 だんだん別れの時間が近づいてきて、 「旅の話聞きたい!」となってやっと彼女の話がお披露目になる。 最近行った彼女の旅先は広島と島根だった。 広島は宮島。最初は行く予定ではなかったそうだ。 そこで魯山人のコレクションを集めた美術館に入る。 私は知らなかったが。最近できたばかりだそう。 訪れたとき、来館者は彼女ひとり

    • 街角のおんな

      その女(ひと)とはよく、交差点で信号待ちをしているとき 角を曲がったとき、偶然よく会った。 曲がるといるし、信号待ちをしていると 向かいの交差点で同じく信号待ちをしている。 あまりにも続くので何だろうと思っていた。 しばらくしてその理由がわかった。 ほどなくして私がある大きな交差点近くのマンションに引っ越しをした。 その交差点で信号待ちをしていたら、向いに彼女も信号待ちをしていた。 また会った(何度目だ?)。 そして次に彼女の姿を見たのは、その交差点の角にある建物に

      • 多分17年ぶりのもつ鍋

        食べ物と思い出が結びついてることってよくある。 なんだかもつ鍋が食べたくてうじうじしてたが 足を伸ばして博多まで行ってきた。 行ったことのあるお店にしようと、系列の博多駅につながる商業ビルの地下にした。 感想はというと。 1日もつ鍋食べたいという旬を寝かせてしまったせいか、そこまで感動しなかった。スープはおしいかった。食べた後も喉が渇かない。 にんにくは久しぶりにヘビーに食べてしまったけれど。 食べたい衝動が来たとき、沖縄の友達がちょうど博多に行くと言っていたので連絡

        • お茶de宇宙to旅

          お茶室ってゆとりある大人の楽しみ、たしなみだったりする。 家になくてもイージーに行けたら最高だ。 世界的建築家がつくった茶室が意外と近くにあった。 それこそ地元のお茶屋さんが開いてくれた、大隅茶全。 鹿児島からスマート農法でお茶の未来を拓く堀口茶園のコンセプトカフェ&ショップ、場所はお隣り宮崎県都城市。町のコミュニティスペースのデザイン図書館や広場にあるホテルと同居する。 お茶はずっとずっと癒しやコミュニケーションのツールとして日本の生活にあった。庶民的な面もあるし、そ

          子宮がなくなった

          ずっとこわかった。 だって働く女性、現代のストレス社会で生きる女性たちは女性器の疾患がとても多い。冷えとか食生活とかライフスタイルとか、女性たちへ警鐘をならす情報はあまりにあふれていたから。 わたしは生理痛もあまりなく、子宮内膜症とかもなく、たまにガンジタとかなったこともあったけど、残業しないし、きつい仕事はしないし、よく仕事やめて海外ふらふらしていたし、大丈夫なつもりで人生生きていた。 でも田舎出身で古い女性観で育てられていたので、自分で女性性への呪縛はつくっていたか

          子宮がなくなった

          頭の中でマリアージュ

          急にお酒が飲めなくなった。 困ることはあまたあるが、外食するときとても困る。 例えばイタリアン。 ああこのハマグリとジュンサイの前菜には爽やかなリースリングが合うなあ。発砲のある冷えた日本酒も可憐なグラスでいただくのもありかも。 ああこの豚の塩漬けの背油と寝かせたアマダイには ピノが合うなとか、とか。 舌と感覚がすっかり酒とのマリアージュを考えてしまうのだ。 けれどもお酒は飲めない。 炭酸水とかお茶とか、柑橘系のソーダとか頼んだりするけれど 口が気分転換されて、お腹が

          頭の中でマリアージュ

          六本木とシャンボンフロマージュ

          やっぱり昨日買っておくべきだった。 今朝はコーヒーをいれて、ジャンボンフロマージュを食べたい。 夕方寄ったロブションに残っていたけど、朝起きたときの気分で考えようと思って買わずにいた。 今8時。まだお店は空かない。 おなかすいた。 仕方なく身支度して、カフェ営業しているブーランジェリーに行ってみる。 ショーケースにまだ並べられていない、シャンボンフロマージュが店員の後ろにあるではないか! 大きなサイズのホットコーヒーとキャロットラペを追加して朝ごはんにする。 大きな口

          六本木とシャンボンフロマージュ

          たいやき、日進、蕎麦屋の宵待ち

          焼きそばも気になりつつ、たき下で鰯とむつの焼き魚のお昼を食べた私は たい焼きをひとつ買った。 今日のおやつ(の予定)だ。 炎天下だったけど、たい焼があたたかく感じられた。 きっと身体の中は冷えていたのかもしれない。 オスロコーヒーでアイスコーヒーをテイクアウトして、部屋に戻る。 やっぱりすぐ食べちゃうよね。 さくっとしたさっぱりの皮にあんこのコクが、アイスコーヒーに合うよー。 お昼の鰯の肝をおいしくいただき、ちょっと濃いめの味付けのあさりのおみそ汁。色んな嗜好の大人が

          たいやき、日進、蕎麦屋の宵待ち

          感じなくてもやってみる

          いいからやって 何も感じなくても 大丈夫 なんてあたたかい祈りの言葉 こんなことやって意味あるのかな なんて日常にはたくさんある 例えばおはようのあいさつや メールの冒頭に書くお世話になりますの言の葉 ごちそうさまやいただきます でも本当に気持ちがこもってて 自分からいい声が出た時や あたたかい返事が返ってくるとうれしかったり ときどきこれって感謝したほうがいいんだけど あんまり心が動いてない鈍感になってるときがある でもお礼の気持ちはあるからありがとうとは言ってみる

          感じなくてもやってみる

          今この瞬間世界が終わるなら

          あるコミュニティの期間限定オンラインワークに参加している。 今朝は「未来の自分にパスをする」。 私は今週金曜日、だいぶ前から有給を取っている。 特に予定はなかったけど、なんとなく東京かなと思っていて。 そして先週はなんとなく、鎌倉かなと思ってきた。 (だんだんピントが合ってきた) 飛ぶ日にちが近づいてくると、カードの引き落としのこととか仕事のこととか(一応気にしてみる)あせあせしてくる。 フライトも宿も直前でとればいい。 行く行かないも直前で決めていい。 と頭ではわかっ

          今この瞬間世界が終わるなら