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意思のチカラに期待するな!【95%を占める無意識は動く!】

こんにちは。会社経営をしながら
🔥心に灯をともすコーチング🔥をしています。

さて今回は、我々の心と環境についてです。

われわれ人間は普段、心が大切と考えます。
心が物事を決める大きな要素になっているからです。

しかし、その『心』や行動は、とても操られやすいのです。

まず結論


思考、行動を制御するには無意識をコントロールする必要がある。
そのために環境と行動の間を解析し、行動を起こす。

以下にその理論と手法を紹介します。

とても大きい環境要因

▶人間の行動の大部分には意識がない

人間は大部分を反応で生きています。

ハーバード大学のジェラルド・ザルトマン博士によると、思考や行動の95%は無意識からもたらされるそうです。

意思の関わりって、本当に少ないんですね。


▶環境要因には抗い難い

『意識』の部分は自分の意思、心によって動かすことができます。
では、『無意識』は何によって動くのでしょうか。

それは環境のチカラです。ここでいう環境とは、自身を取り巻くあらゆるものです。

例を挙げてみましょう。

この時、環境に反応、反射する形で行動(結果)が決まります。
そして『意志のチカラ』で『反応』に抵抗するのはとても困難なのです。


行動や結果を変えるには

▶『環境が原因』だから『環境を変える』と考えるのは短絡的

では、行動や結果を変えたいときには、どうすればいいでしょうか。

環境を変えることが大切という結論に至りがちです。
でも、ちょっと待ってください。その環境、本当に変えられますか?

環境が良くないから、英語ができないのは環境のせい、と言ったり
環境が不都合だから、痩せないのは環境のせい、と思ったりしてませんか?

そこから、やはり意思のチカラで何とかするしかない、と思いますか?
でも意志の力は反応よりも弱い…あらら、ふりだしに戻っちゃいましたね。



▶環境VS意思の二択じゃない。原因と行動の『関係』を解析する

コツは、環境か意思かの二択にしないことです。
しかし、なかなかこの2つ以外の案が出てきません。

そこで役立つのが解析です。早速解析していきましょう。


先ず今回は以下の2つのインプットで解析を行います。

2つのインプット情報の間に何があったのか?を深堀りしていきます

その直前に何が起こっていたのか?


どんな気持ちになるのか、考えていきます

その時どんな気持ちだったのか?


一つ一つの項目にアイデアを出していく

それぞれの項目の対処方法は?

ここまで出来たらあともう一歩です。
最終的には、この中から良いアイデアを選び、組み合わせます。

そうすると、以下のようなことが決まります。

  • 通勤時、AIアプリを使ってみる。
    (いつもスマホでYAHOOニュースを見てて暇だった。教科書だとレベル低いと恥ずかしかった。忘却曲線も取り入れてくれる)

  • 朝晩食事の前に食卓で15分アプリで学習。
    (家族にそのことを話して許してもらおう。そうすれば家族に監視してもらえる。時間オーバーするのも防げる。)



解析のポイント

▶解析のポイント

視覚化→深掘り→選択→実践→振り返り→視覚化

このループでだんだんと無意識をコントロールできるようになります。

▶この解析の用途

この解析手法は、無意識にアプローチする方法です。
以下の用途におすすめです。

  • ついついやってしまうこと

  • やるべきなのに動き出せないこと

  • 良い状態をキープできないこと

▶クライアントの声

  • 意外といろいろな意見が出てきてよかった。こうやって見ると、やらないことを選ぶことでもあるんだなと思う。(40台会社員;男性)

  • (夜更かしを解析して)どう夜更かしをやめるかばかり考えていましたが、夜更かしによって支えられているものがあることに気づかされました。夜更かししても良い結果が出るアイデアにつながってよかったです。(40台会社員;女性)


まとめ

思考、行動を制御するには無意識をコントロールする必要がある。
そのために環境と行動の間を解析し、行動を起こす。

少し分解すると、こうです

思考、行動を制御するには無意識をコントロールする
       ▼
無意識のコントロールは環境に依存する
       ▼
環境と行動の間を解析する
       ▼
行動を選べる、行動に移せる

ぜひ『無意識』にアプローチしてみてください。


私はGCS認定資格を持つプロフェッショナルコーチです。
私のコーチングでは、解析を行うことによってあなたご自身を視覚的にとらえます。

視覚化するのは、見えていることで解決できる課題があるからです🔥

コーチングのご依頼は、下記GCSコーチ紹介ページにて、お気軽にご相談ください。


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