ただふつうでいたい、それだけのささやかな願いだ
実に何日ぶりのことだろう。
朝まで目が覚めず眠れるなんて。
そして、それがこんなにも幸せなことだったとは。
先週来の体調不良で、横になってもなかなか寝つけなかったり、寝てもすぐ目が覚めてしまったりを繰り返してきた。
細切れの睡眠では、なかなかすっきりとはいかない。
それが昨晩は21時頃に就寝し、4時まで一度も起きることがなかった。
冷静に考えれば、何をわざわざ記事にしているのだろうと思う。
21時に寝て4時に起きました――あ、そう、という感じだ。
でもそんなふつうのことを10日間もできなかった僕にとって、もうこれは世界中にお知らせしたいほどのニュースなのだ。
どういうわけか、夢に女の人がたくさん出てきた。
というか、女の人しか出てこなかった。
だからといって何がどうなるわけでもないけれど、暑苦しい男の人に囲まれる夢とどちらの寝覚めがよいかは書くまでもない。
よい兆候だ。
日曜日が巡ってきた。
ここしばらく日曜日は朝から晩まで忙しく、いかにこの日曜日を乗り切るかが体調を崩す前からの課題だ。
今日はなんとか笑顔で乗り越えたい。
そしてまた朝までぐっすり眠りたい。
贅沢なんて言っていない。
ただふつうでいたい、それだけのささやかな願いだ。
(2022/11/20記)
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