カリッカリのパリッパリ、そして神戸のメロンパン
どうしても食べたくなってシリーズ。
まぁまぁ食べられるようになったからこそ。
無性に春巻が食べたくなって。
でもそんなの作ったことなくて。
なんだか見るからに面倒くさそうで。
でも食欲が勝った。
探してみればNHKのレシピに行きあたった。
低温からじわじわ温度を上げながら10分ほど油で煮るのがよいのだとか。
じっくり火を通すから、中の餡はあらかじめ炒める必要もないんやって。
そしてなにより、皮は冷めてもしんなりしなくなるらしい。
そんなに簡単というならやってみましょうぞ。
できたできた!
カリッカリのパリッパリ。
油を吸ってぼってり、なんて無縁オブ無縁。
時間が経ってもシナシナにならず、これはずっとパリッパリ。
いや、これちょっと、いやめっちゃうまいんちゃうの?
いっしょにラーメンも作った。
トロトロ半熟卵はいいとして。
春巻にかまけてネギに火を通すのを忘れ、辛っ辛のネギラーメンに…
でもうまかったもんね。
食後のデザートは神戸のメロンパン。
神戸では断じてこれをメロンパンと呼ぶ。
中は白あん。
全国的にメロンパンと呼ぶクッキー生地載せは神戸ではサンライズ。
幼き日々の給食でもサンライズという呼称だった。
サンライズは神戸発祥で、全国に広まる間に、見た目でメロンパンと呼ばれるようになったようだ。
サンライズ(全国的にはメロンパン)だけでなく、このオムライス型のメロンパン(全国的には…京都や広島に一部棲息中)も元は神戸が発祥だ。
(※広島・呉発祥の説もあり)
戦前の神戸で誕生し一時途絶えたが、戦後、世界最大の生協・コープこうべが復刻し、今に至っている。
そうそう、神戸のメロンパンについては4年近く前に記事にした。
いまだに結構読まれる人気の記事だ。
何がメロンパンで何がサンライズかはさておき、慣れ親しんだパンがうまいのは言うまでもない。
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いよいよ明日は〈オフ会 in 東京〉。
ドキドキしながら僕は今宵、夜行バスに乗り込む。
(2025/1/23記)