花を知るには花になる。
そして、世界を知る。
みなさん、こんにちは!
法竹演奏家でヨガや瞑想も教えている青山雅明です。
今日は「虚無僧と禅」ということで禅の言葉に触れてみたいと思います。
僕は瞑想は毎日していますが、座禅は修学旅行の時と大人になってから吉祥寺に住んでいたので吉祥寺の月窓寺という曹洞宗のお寺で座禅をしたことがあるくらいです。
なので「禅」について、それほど詳しくはないです。ゴメンなさいです。
でも「禅」についてもそろそろ本格的に学びたいなーと思っている年頃です。一緒に学んでゆきましょう。そして色々知っている方は色々教えてください。
吹禅で調べると色々出てきました。素敵なお寺ですね。ここで吹禅したいです。
虚無僧は普化宗という禅宗の一派であるので、尺八を吹くことで「禅」の修行をしていたと言われています。それを「吹禅」(すいぜん)という。
そうか!それでは僕は毎日「禅」の修行をしていたのか!やったー!!
はい。
というわけで本日は鈴木大拙のお言葉をお届けします。
『花を知るには花になる、そして世界を知る。』
花を知るには花になるのだ。一片の花となり切って、花となって花を開き、花となって太陽の光を浴び、花となって雨に打ち濡れるのだ。これが出来て初めて、花が私に語りかけてくる。私は花のいっさいの神秘を知る。花のいっさいのよろこびと苦しみを知る。すなわち花の中に脈打つ花の命いっさいを知るのだ。いやそればかりではない。花を知り得たこの「知」によって全宇宙の神秘を知るのである。
とても染み入る言葉ですね。
鈴木大拙(すずき だいせつ)さんは1870年11月11日石川県生まれ。
禅についての著作を英語で著し、日本の禅(ZEN)文化を海外に広くしらしめた仏教学者(文学博士)
最後まで読んでいただいてありがとうございます。