致命的な「困惑」に、回答します
Vol.040
先日、古くからの知り合いと話をしていたときのこと。
お互いに好みのワインの話題にも広がり、いつしか、ヴィーノサローネの販促や試飲会の話にもおよんで、主(あるじ)は気分をよくしていました。
その知り合いは、ヴィーノサローネを立ち上げたころから、「イタリアワインの“本質”にであう」というコンセプトを面白がって、応援してくれています。
しかし、「いいコンセプトだね」といってはくれてますが、ヴィーノサローネでワインを購入した実績が、まだありません。残念です。
会話の途中、タイミングがよかったので、率直に伝えました。
「そういえば、まだ、ヴィーノサローネのワインを買ってもらってないですよ」
「もちろん、Instagramをみているけど、買い方がよくわからないんだ」
「ええっっっ」
買い方がわからない? ショックでした。
ヴィーノサローネは、ECサイトのベイスで展開するイタリアワイン専門の販売店です。ECサイトがわからなければ、いわば“死に体”のような状態です。
いい機会のため、今回のテーマは、Instagramからの購入法を、知り合いに伝えるつもりで回答します。
写真①も②も、ヴィーノサローネのInstagramの画面です。途中の部分は省略しています。
写真①から説明します。ヴィーノサローネのロゴマークを9分割で配置。ロゴの下に小さく、「QUI S’INCONTRA “LA VERA ESSENZA”DEL VINO ITALIANO」とあります。これは、「イタリアワインの“本質”にであう」をイタリア語に置き換えたものです。
写真②の方は、ヴィーノサローネのプロフィールが掲載された、Instagramのトップ画面になります。ここ、ここがワインを購入するとき、もっとも重要です。大きな赤い矢印で指したところに、リンク先が記されています。ここをクリックすると、ECサイトのベイスに飛びます。
そこで、ヴィーノサローネのサイトをスクロールし、お目当てのワインを探していただいて、購入というステップになります。
どうやら知り合いは、このプロフィール欄をよくみていなかったようです。
知り合いいわく。
「ポップアップした画像をクリックしても、リンク先が出なかったよ」
それが、「買い方がよくわからないんだ」という困惑の原因でした。
どういうことかといえば、Instagramは、一画面でみる大きな画像にリンク先を紐づけることが可能です。ファッションアイテムや雑貨などを販売するECサイトは、そのギミックを使っています。
ところが、Instagramにはアルコール類の販売について、厳しい規定があります。アルコール類販売に限り、ポップアップ画面にECサイトのリンク先を紐づけられないのです。
もう一度写真②をみてください。
Instagramは、アルコール類の販売も、プロフィール欄に載せたリンク先から飛ぶギミックを実装しています。これで解決です。
ヴィーノサローネのInstagramは、コミュニティづくりが目的です。
現在販売中のワインをとおして、コミュニケーションが生まれてくるのが狙いですが、まだトラフィックが際立っていません。現在は、写真やテキストでワインを詳述するほか(テキストを読むと、ワインの味わい、ワイン造りの背景、ワイナリーオーナーの哲学などがたっぷりと書かれています)、これまで、フォロワーの方たちに参加いただいた、試飲会のひとコマもアップしています。
念のため、もう一度繰り返します。
ヴィーノサローネのInstagramから、ECサイトにリンクして、ワインが購入できます。そのためには、プロフィール画面のリンク先をクリックし、ECサイトのBASEからワインを選んで、購入、という流れになります。
知り合いに説明したつもりで書きましたが、ヴィーノサローネに立ち寄っていただいたみなさんにも、ご理解いただければうれしいですね。
次回の“ディアリオ ヴィーノサローネ”に続きます。