連続写真_2019-10-13_15

行列の向こう側。ONE OK ROCK ライブ日記

行列とは

数学の線型代数学周辺分野における数や記号や式などを縦と横に矩形状に配列したもの。

ではなく、ひたすら我慢して長い時間並んで満足を手に入れることです。

ラグビーW杯・トヨタスタジアムでラグビーグッズを買う時から並びグセがついている鵜沼です。

6倍ぐらいの倍率のチケットが本当に運よく当たったのは2ヶ月ぐらい前。

「完全感覚ドリーマー」という曲にシビれて以来10年ほど聞いているONE OK ROCKのライブ。

ボーカルの声質や上手さ、グルーヴ感のあるベースライン、全てを支える正確でどっしりとしたドラミング、重めの曲もバラードもその歌詞も。

全てを体感したかった。

少し気分も高揚気味だったこともあって、あまり買わないグッズも買ってもっともっとテンションを高めていこうとオープンに合わせて真駒内セキスイハイムアイスアリーナへ向かいました。

着いて待っていたのは「唖然」だった。

会場が見える前に「グッズ販売最後尾」というプラカードが見えた。アイスアリーナからは550m手前のところです。

ボクは並びながらすぐにフェルミ推定をしてみた。

1mの間に4人ぐらい並んでいると仮定してみると、かなり確実に2,000人以上の人が並んでいることがわかった。

会場も、行列の先も見えない中「グッズ最後尾」というプラカードを信じて並びました。

気温は16度。時折吹く冷たい風が体温を奪っていきます。

先の見えないところで並んでいるのは不安以外ない。

スマホチケットのため充電を考えるとスマホもいじれない。

ストレス・ストレス・ストレス。

2時間後にグッズを手に入れたところでおさまった。

とここで行列は簡単に終わらない。次は入場だ。

17時の入場時間になってもそう簡単には入れない。ブロックごとに並んで順番に入場させられる。

これがツライ。クロークに荷物を預けたあとなので、半袖で1時間ほど待たされる。秋とはいえ、この時期の夕方の北海道は寒い。

なのでこの時期の真駒内でライブに参戦する方には、こういうアームカバーなんかを携帯しておくことをオススメします。

これならライブ中はポケットに入れられる。

17時ギリギリでも整理番号があるから大丈夫なんだけどね。

17時に遅れると別の場所に集合させられ、各ブロックの最後尾につけられます。

どちらにせよ、並ぶのだけども。

昨日ボクは一日のうちの大切な3時間という時間をただ「待つ」ということだけに使ってしまった。

それでもライブに報われた。

セットリストも最高で、聴きたい曲が聴けて、もう何も言うことがないぐらい楽しかった。熱くなった。

楽しいことの前に待ったからこその楽しさだったかな。

音楽はすごい。言葉で、音で、人を励ましたり、応援したり、救ったりすることができるから。

ワンオクのボーカル・TAKAが言っていた。

「今台風で大変なことになっているところもある。でも俺たちも来れた、みんなも来れた。だから今日ここに命をかけて何かを残そうと思う。」って。

人の心に寄り添うと必要以上に遠慮してしまうこともある。

でもボクはブラックアウトの時に思った。

ボクたちは大丈夫だし、置かれた場所で頑張るしかないから遠慮しないで被害のない人たちには楽しんでほしいって。

「不謹慎」だとか「私たちの気持ちわかってよ」とか言ってる人もいるけど置かれた場所でしか起こらないことはあるし、ましてや自然の災害は平等には起こらない。

それはしょうがないことだから。

「命があるから問題ない」

そう言った大切な人たちに起こった未曾有の被害をみて何もできない悔しい思いもあるのだけどね。

言葉でも音楽でもなんでもいいから、悲しみや切ない気持ちが癒されるものがそばに訪れてほしいですね。

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鵜沼 聡志 ソムリエX
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