週末のお家ワインの選び方4つのポイント
あなたが家でワインを飲むときはどんなときですか?
こんにちは、今日の顔はフリーランスソムリエの鵜沼です。
1人で飲む時は自分のことを考えれば良いだけなので、そんな時は好みに合わせて選んでもらえばOKです。
難しく考えることはありません。
好きなワインを飲めば良いんです。
「ワインで酔いたいから」、そんな方はここでブログを読むのをやめて今すぐお酒のディスカウントショップに行ってください。
そしてアルコール度数が高く、好きなワインや好きなブドウのできるだけ安いワインをいっぱい楽しんでくださいね。
ぴったりのワインで酔い週末を!
(ここから先を読むことで1人の時間もひょっとしたら充実するかもしれないので時間があれば読んで読んでくださいね)
それ以外の方はここから始まります。
今日お伝えしたいのは、週末に自宅に友人を招くとか、友人宅にお呼ばれしている(もしくはプレゼントとして送るとか)、飲む相手がいるそんな場合のポイントをお伝えしたいと思います。
ワインはお料理との相性もありますが、もっと違った要素とマッチングさせることで”ワインのある時間”が充実するとボクは思ってます。
大切な人と2人で飲んだり、お客さまをお招きしたり、そんな時に相手に喜んでもらえたら嬉しいですよね?
今日はそのためのポイントを4つお伝えしますね。
まずは1つ目「いつ飲むか」
これは時間的な相性を考えてみるということです。
昼間に、夏の照りつける日差しの中で飲みたいワインと、夜、夕ご飯を食べた後に好きなDVDを見ながら2人で飲みたいワインは同じじゃないとボクは思うんです。
暑い時間は冷えたものを飲みたいと思いませんか?
辛口のキリッと冷やしたスパークリングワインやシャンパーニュ、白ワインでも酸味のあるさっぱりとしたものをキンキンに冷やして飲みたい。
夜はその日の締めです。心地よくて、もっとこんな時間が続いたらいいのに。
そう思える時間には、余韻と旨味のあるワインがいいと思います。
しっかりとコクのある白ワインや、香りの高いピノ・ノワール、少し重めの赤ワインをチョイスするかもしれません。
飲む時間の温度や雰囲気に合わせた時間帯のマッチングを考えてみるといいでしょう。
もうひとつの”時間”を考えるとヴィンテージワインということも考えられますが、時間の魔法に関してはこちらのブログ「古いワインって美味しいの?」を読んでみてください。
明日飲めるようないい状態のものがあればヴィンテージワインも静かな夜を盛り上げてくれるでしょう。
2つ目は「誰と飲むか」
いくら時間的なことを考えても、飲む相手が苦手なワインは出さないですよね?
ワインは「もっと仲良くなるため」に飲むのだから
相手がどんなワインが好みなのか、ワインに慣れているのか慣れていないのかも重要なポイントになるとボクは思います。
一緒に飲む相手のことをアレコレ考えてみてください。
もちろんあなたが相手の方に「飲んでみてほしいワイン」というのも理由になります。
大切なのは気持ちを込めて考えることです。
そして三つ目は「何と飲むか」
ワインと切っても切れない関係が「食」です。一緒に口に入れるものを考えてみることも大切です。
ボクたちソムリエはワインを合わせて楽しんでもらうのが仕事なので「食」にどう合わせるか?でワインを考えますが、ワインを先に選んでから合わせる食べ物を考えてもいいです。
例えば赤ワインを飲んでほしいからチーズや枝付きレーズンを用意しようとかそんな感じ。
最近はワインショップでも「ワインに合うおつまみ」を用意しているところも多いです。
わからなければお店の方に聞いてみるのが一番です。
思わぬものが手に入る場合もありますよ。
ワインに食べ物を合わせる。レストランなどではなかなか出来ないお家ワインの楽しみ方の1つかもしれません。
最後に4つ目です。「どこで飲むか」
外でバーベキューしながらとか、室内で自慢の手料理や、鍋を囲んだりするのかによってワインの器なども変わります。
外で飲むならコルク抜きがいらないようにスクリューキャップのものを選ぶ。
ワインを飲む場所にワイングラスがあるのか?ないのか?
そのワインをどんなシチュエーションで飲むのか?
ワインが飲まれるシチュエーションとマッチングさせることも考慮してみることも大切だと思います。
4つのポイントのまとめです。
いつ飲むか、誰と飲むか、何と飲むか、どこで飲むか。
初めて会うお客さまや、その先にいる相手のことがわからずにワインを選ぶというのはプロにとっても判断基準がなく、難しいことです。
「ワインはよくわからないから自分では選べない。」という方は、
この4つのポイントをワインショップの方に伝えてみてください。
ちょっとポイントなのが「ワインショップ」というところ。
スーパーやコンビニのワイン売り場にワインのプロがいることは滅多にありません。
でもワインショップなら別です。選べるプロがたくさんいます。
自分では選べないという方はワインショップで、この4つのポイントと予算を伝えてみて下さい。
ピッタリくるワインを選んでもらえると思います。
余談ですが、ワインのある時間の中には「美味しい」「楽しい」の他に「語らう」という幸せもあります。
世界中で星の数ほど造られているワインは、その造り手の数だけこだわりやドラマもあります。
なかなかそれを覚えるのは難しいですが、そのこだわりはエチケット(ラベル)で表現されることも多いです。
見た目はインパクトもあるし、忘れづらいものでもあります。
レコードやCDでは、ジャケットで選んで買う「ジャケ買い」という言葉もあります。
ワインも同じことができますよ。
中身が欲しい味わいのワインと違うこともありますが、これもおすすめな選び方です。
4つのポイントで一緒にグラスを傾ける方と笑顔あふれる楽しい週末を過ごしてもらえたら嬉しいです。
コンビニやスーパーで自分で選べるようになるための方法は、また別の機会にでも書こうかな。
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