韓国映画『ハード・ヒット 発信制限』と、リメイク元の『暴走車 ランナウェイ・カー』
韓国映画『ハード・ヒット 発信制限』を見ました!
Netflixドラマ「ナルコの神」でも爪痕を残しまくっていた個性派チョ・ウジンさん主演というだけでもアツいサスペンス映画です!
朝、子どもたちを学校に送ろうと車を運転する銀行支店長に、見知らぬ番号からの着信があり、車のシートに爆弾を仕掛けたと告げられます。
悪いイタズラだと思い無視しようとしますが、目の前で同僚の乗る車が爆発し、指示に従わなければ子どもたちごと車を爆破すると脅され、犯人の要求する現金を必死にかき集めることに!
『ハード・ヒット 発信制限』は、2015年のスペイン映画『暴走車 ランナウェイ・カー』の韓国リメイク版です。
韓国版以外にも、ドイツ版の『タイムリミット 見知らぬ影』など、基本は同じストーリーですが、国ごとにディティールが変わっていて、見比べてみると面白かったです!
映画によって冷徹な官僚や不気味なヤクザや殺人鬼など、カメレオンのように印象をがらりと変えてくるチョ・ウジンさんが、今作では犯人に翻弄され続ける普通の中年のおじさんをリアルに演じています。
韓国リメイク版が、一番派手なエンターテイメントの味つけがしてあり、犯人の登場の仕方や動機の見せ方など、ぎっちり盛り込まれていました!
このハリウッド版をリーアム・ニーソンさん主演と発表されており、こちらも楽しみです!