HD DFA MACRO 100mmF2.8ED AWで写真を撮ってみた話
「smc DFA MACRO 100mmF2.8 WR」を購入したのが2010年なので、実に13年もお世話になった。
そして先日「HD DFA MACRO 100mmF2.8ED AW」を購入してしまった。見た目は大きな変化もなく、重さなど持った感じも変わらない。
なにげに簡易防滴の「WR」から防塵・防滴の「AW」にパワーアップしているが、新型の一番のポイントがパープルフリンジがかなり軽減されているとのこと。
パープルフリンジは軽減されただけで出ないわけではない。しかし、上の写真の柄杓がかけてある金属パイプにパープルフリンジが発生しているのだが目立たない。拡大すれば認識できる程度です。
下の写真も花びらのまわりにパープルフリンジが発生しそうだが、拡大しても気にならない。
旧型と比較してパープルフリンジが大幅に軽減されたが、画質は変化がないといわれておりました。いやいや新型のほうがいいと思いますよ。
旧型ももともと画質はかなり良いレンズだったから比較は難しいが、パープルフリンジ以外にもHDコーティングで色収差が低減された分、現代的(?)な写りのレンズになっていると思う。その分、個性がなくなったようにも感じる。たぶん私の妄想です。
旧型は値下がり続けて、現在は在庫のみですが新型の半額以下で購入できるため「smc」版でも良いかと思ってしまいますが、新型の「HD DFA MACRO 100mmF2.8ED AW」はとても良いです。
発売と同時に買えば良かったと少し後悔。
パープルフリンジもレンズ味と言えば、そうなのかもしれないが、個人的には出ているとがっかりするので心配が減った。
詳しいことはよく分からないのですが、パープルフリンジはデジカメ特有の現象らしいので、PENTAXのフィルムプロジェクトが成功して、フィルム一眼レフが登場すれば「smc」版でも良いのかもしれない。
あと「K-3 MarkIII Monochrome」で撮影したらパープルフリンジの部分はどうなるのでしょうか?
旧型の処遇であるが、新型と姿かたちがほぼ同じため間違えて持ち出してしまいそうです。売るか。