小説の完成と出版
1 小説『一人は皆のために、皆は一人のために。 倫理的全体主義から熟議民主主義へ』の完成
1.1 拙作の紹介
皆さんこんにちは!大変お久しぶりです!
ここ一週間、拙作の短編小説『一人は皆のために、皆は一人のために。 倫理的全体主義から熟議民主主義へ』の著述・完成・出版に取り組み、昨晩の真夜中に、出版手続きを全て完了しました。
あらすじは、以下の通りです。
拙作の小説は、フィクションの哲学小説・政治小説・戦争小説であり、人物ではなく国家を主人公にした小説です。そしてこの拙作の主人公は、「ポーランド」です。
1.2 拙作の意義と紹介文献
この拙作の意義は、「倫理的全体主義」という新しい概念から、甚大な犠牲や代償を払いながら、徐々にかつ着実に「熟議民主主義」へと歩み進んで行くポーランドの歴史を著述して、リーダーシップの必要性や重要性の再確認をしつつも、リーダーシップを懐疑的・批判的に学んで、「指導者」に拠り続けるのではなく、「各個人」が自発的かつ主体的に社会に参画にしては、思想的にも経済的にも自由を獲得して、自力で自ら自分自身のためになる人生を決定・決行することの必要性や重要性を強く訴えたものとなります。
なお、拙作の二つの主題である「倫理的全体主義」と「熟議民主主義」に関連する作品の一部を、以下の通りご紹介いたします。
-全体主義-
-倫理-
-熟議民主主義-
-ファシリテーション-
1.3 拙作を誕生させたゲーム
拙作は、自分が愛好して、かつてよく遊んでいた以下の三つの戦略シミュレーションゲームを参考にして著述しました。
-Empire Total War-
-Age of Empires III: Definitive Edition-
-European War VI 1804-
ちなみに、時代背景や雰囲気が類似しているので、参考として、以下の映画をご紹介いたします。
実は拙作の小説では、ポーランドとアメリカの戦争が、最終にして最大の熾烈かつ壮絶なものであり、アメリカが独立と自由を死守しようと、最後まで頑強に徹底抗戦する様は、我が祖国ベトナムのかつてのインドシナ戦争の歴史を学んで参考にしました。
装甲車・機関銃・野砲に装甲艦に続いて、前弩級戦艦、そして戦車と飛行機等、革新的で強大な最新兵器を有した連合軍(ポーランド軍が主導する多国籍軍)に対して、アメリカ軍は最後の最後まで、初志貫徹して善戦・健闘の頑強な徹底抗戦を行う、その様を著述していく中で、改めて、我が祖国の戦争で戦死していった方々に対する哀悼の念が多く込み上げて来ました。
1.4 拙作の完成から改めて問い直した「リーダーシップ」
拙作の小説では、アメリカは最終的には完敗して、国家は滅亡してしまいますが、人々はそれでも独立と自由の目指して、西部へと大移動して、あくまでも独立と自由を死守し続けました。
そして、アメリカの決死の覚悟のある勇猛果敢で初志貫徹の徹底抗戦ぶりは、間接的かつ決定的に歴史に影響を与え、副題の通り、「倫理的全体主義から熟議民主主義へ」と時代を変えました。
またアメリカは、「ファシリテーション大戦略」という、指導者達に依るのではなく、皆で熟議を通して、自分達の協和の成果を以て、物事に臨み挑みました。この部分を著述するに当たって、自分自身も改めて「リーダー」の新しい存在意義を問い直しました。今後、さらに学び深めていくものを再発見できて、本当に良かったです。
1.5 拙作の発売日
拙作の発売日(ペーパ版)は、来月の7/18(月)です。その際には、改めて告知宣伝して、新しい宣伝記事と広告実装を行います。
どうぞ宜しくお願い致します!
そしていつも誠にありがとうございます!